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洗顔は「ぬるま湯」と「水」のどちらがいいの?

最近、水洗顔は、美肌に効果があるということで注目を浴びています。そのため、「ぬるま湯」から「水」に移行した女性陣もいるのではないでしょうか。

また男性陣から言わせると、朝、目が覚めるから断然「水」だ!という方も多いかもしれません。

では、「ぬるま湯」と「水」、どちらが最適なのでしょうか?

両者のメリット・デメリットから、自分にっての最適な洗顔方法を考えてみました。

水洗顔が注目された背景にある「洗いすぎ」

水洗顔が注目された背景には、「洗いすぎ」による肌トラブルがあります。

肌を清潔に保つことはとても大切ですが、「洗いすぎ」は肌に負担をかけるだけでなく、肌に必要な皮脂までも洗い落してしまいます。

すると肌の乾燥を招きます。肌が乾燥すると、それを補うために皮脂を過剰に分泌してニキビや吹き出物につながることもあり、肌トラブルになってしまうことがあるです。

その洗いすぎを防ぐために注目されたのが水洗顔です。夜しっかり洗っているのであれば、朝は水だけでも十分という考えが出てきたのだと思われます。

水洗顔のメリットは?

はじめに水洗顔による効果を調べてみました。代表的なものとして、つぎの3つが言われています。

①毛穴が引き締まり、肌がきめ細かく美しくなる
②血行がよくなり、肌ツヤがよく見える
③皮脂を落とし過ぎないので肌荒れを防げる

これをみると、人によっては魅力的にうつるかもしれませんね。「水」に移行したくなる気持ちもわかります^^

ただ①と②の効果については、個人的にはちょっと疑問が出てきます。

①②はおそらく水により顔の表面が冷えることによる効果だとは思いますが、これって一時的ではないかと思うんです。

少し経てば、肌の表面はいつも温度に戻っていくわけです。洗顔直後はきれいに見えますが、家を出るころにはいつも通りってことになっているのではないでしょうか。このあたりは専門家にたずねてみたいところです。

③の効果はいいですよね。水洗顔の1番の効果といえるのではないでしょうか。特に乾燥しやすい肌の人にはおすすめですよね!

一方で、水洗顔のデメリットもあります。

ぬるま湯は皮脂やメイクの油性の汚れが溶け出し、しっかり洗い流せますが、水では落としきれない場合があるということです。

また毛穴が縮んでしまうため、毛穴の奥の汚れが取れないこともあります。これは黒ずみなどの原因にもなり得るそうです。

さらに、あまり冷たすぎると、温度差で赤ら顔になったり、肌に刺激を与えすぎてしまうこともあるといわれますので、水洗顔時は注意したいところです。

ぬるま湯の最適温度は?

つぎに、ぬるま湯について考えてみたいと思います。

1番はじめに出てくる疑問、いったい何℃がぬるま湯なんでしょうか?

一般的な説として、体温より少し冷たい30℃〜32℃が最適だと言われています。皮脂が溶け出すのはだいたい30℃くらいからという説から、それより少し高いぐらいの温度で設定されているのだと思います。

しかし中には、以下のように肌質によって異なるという説もあります。

・乾燥肌は、30℃から34℃
・普通肌は、35℃前後
・脂性肌は、36℃から38℃

これは、皮脂の分泌量が肌質によって異なるため、それに応じた温度を調整するのがよいといった説です。(たしかに、説得力はあります!)

肌の乾燥度合いで決めよう

洗顔の「ぬるま湯」と「水」どちらがいいか?

結論としては、自分の肌の乾燥度合い(皮脂の分泌量)と相談して決めるのが最適ということになりそうです。

主な論点の中心は、「皮脂の落とし具合い」です。

肌にとって余計な皮脂を落とし、必要な皮脂を残すための水温は、肌質や季節、その時々の状態によっても変わってきます。

毎日、自分の肌と向き合い、自分に合った最適な水温をみつけることが大切といえるでしょう。

まとめ

■水洗顔が注目された背景にあるのは「洗いすぎ」
→肌にとって必要な皮脂も落としてしまうのは注意
■「ぬるま湯」と「水」の論点の中心は「皮脂の落とし具合い」
→人により、落としていい余計な皮脂量は違う
→つまり、水温も人によって様々
■最適な水温をみつけるためには?
→毎日、自分の肌と向き合い洗顔するしかない

ちなみに、僕の場合は、34℃前後のぬるま湯で洗顔したあとに、水で1、2回洗うことにしています。

ぬるま湯は皮脂をおとすため、水は顔表面の温度をすぐに下げて、肌の乾燥を防ぐためです。

少しでも洗顔習慣の見直すきっかけになれば幸いです。

また更新しますね!



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