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教訓ような感覚

6月になった。
週間の天気予報を見ても、雨が多くなりそうな雰囲気はないけれど、今日みたいに急に雨が降る日が続くのだろうか…?
ここ数年、昔のような梅雨らしい6月を経験することが少なくなった気がする。
それが関係があるかわからないが、通り道の紫陽花は5月の末から咲き始め、6月を待っていたかのように満開になった。
季節の花が知らせてくれるのは嬉しいけど、少し早すぎる気もする。
綺麗だからいいのだけれど、少し不思議な気分だった。

個人事業主を何年もやっていると不思議といろんな教訓のようなものが備わってくる。
自分の経験を元に「あの時こうだった」と思い出して行動するようになってくるのである。
独自のフォームと言ってもいいのかもしれない。

そんな中で6月に対して思っていることは、何か転換点になるかもしれないの時期だなと感じている。
いつもそんな時は仕事の流れがあまり見ない動き方をする。
そんな時は、いろんな人に会ったり、やろうと思っていた事に着手したり、撮影以外の時間が増えていく。
これは毎年1回は必ずあり、この時の過ごし方で今後の流れが良くもなるし、何もしなければ逆に悪くなったりする。

他にもジンクスはいろいろある。
必要なものは急いで買わない方がよい。
これはカメラ、機材など勢いに任せて購入すると後に使わないことが多い。
購入するときは、今後これがあれば仕事が発展していくかも!と期待したモノは、ほぼ空振りに終わっている。
そして押し入れで眠ることになる。

逆によく考えて買ったものは、出番に偏りがあるにしろ必ず購入して良かったとなる時がくる。
とりあえずお店で触れてみて、他社製品と比較してみて、自宅に帰ってネットで調べてみてを3回は繰り返し、文句のつけようが無くなった時に購入する。
今思うと特に誰にも相談せずに購入するので、たまに驚かれることもある

あと、人に頼るような形の新しい仕事は必ずうまくいかない。
何か始める時は、大変だけれど一人で進めないと失敗することが多い。
初めから他人に依存するような仕事は良くないのだろう。
それが得意な人もいるようだけれど、自分は向いていないし、仮にうまくいきそうでも苦手だなと思う。

あと、これは自分の事というより相手方も絡んでくるので表現が難しいが、丁寧な姿勢ではない人は失敗をする事が多く、そういう人とは長いお付き合いにはならない。
この時の丁寧な姿勢は何を差すかというと、それは相手の人が自分が向き合わないといけない全ての事柄が該当する。
例えば、お客さんや、業者さんなど、自分が相対する人にへの接し方や、自分が作っている、また提供している商品への向き合い方になる。

ここをまじめにやれば必ず成功するという訳ではないけれど、この部分を蔑ろにしている人は、全員失敗しているし、事業をたたんでいる人がほとんどである。
逆に始めは調子が悪くても、丁寧な姿勢を貫いて、地道に改善していった人がかなり挽回した例いくつか知っている。
そういう人を見ると流石だなと感心してしまう。

こうやって振り返ると簡単や楽というものと縁がないのかもしれない。
全部一筋縄では行かない事ばかりである。
それが人生なのだろうか?
そう考えると人生はうまくできているのかもしれない。

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