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愉しみ方は料理だけでない。奥道後からの引湯を栴檀で。

皆様の”栴檀”のイメージはなんでしょう?

料理や料亭のイメージが強いのですが、”栴檀”では宿泊もできます
愛媛県松山市といえば温泉が有名ですよね。
小さな旅館ながらうちにも温泉を楽しめるお風呂があります。

実は栴檀の前には温泉の管が通ってまして、そこから栴檀に引湯をしています。
温泉の管を切って引き湯をした当時のことは今でも鮮明に覚えています。
硫黄の独特な香りが私の鼻だけでなく栴檀を包み込みました。
今でも小さな湯殿は温泉独特の硫黄の香りでいっぱいになります。

今は温泉は石造り、お風呂は檜風呂ですが創業当時は露天風呂でした。

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食事前の温泉。

栴檀は石手にありますが、道後の奥座敷と言う言い方をされます。
道後の温泉旅館やホテルは食事の前や後に温泉に入れるサービスがあるのは皆さんご存知でしょうか?
栴檀も道後と同じように宿泊せず食事だけご利用の方でも温泉の利用はできます。

栴檀のお風呂は二つありまして、その時々のご予約に合わせて家族風呂になったり、男性用と女性用になったり。
ただルールとしてはご一緒したお客様以外の方は入らないようにしております。
つまりお客様専用の温泉と言うことになります。

ひとっ風呂浴びての食事は旅行に来た感じがするのでしょうか?
皆さん温泉を楽しまれた後、団扇を片手に汗を引くのを待って食事に行かれます。
旅館ならではの雰囲気を感じていただけます。


栴檀の温泉は奥道後の引湯。

栴檀の温泉は無色透明のアルカリ性単純温泉で、身体を芯まで温かくしてくれます。
効能はリウマチ・関節痛・腰痛・ストレス解消・五十肩・疲労回復・健康促進などといわれます。

効能や泉質はさておき、奥道後温泉は道後とは違って、身体にひっつくような湯質で透明感があります。
また奥道後の温泉は美肌の湯とも言われています。女性の方にも嬉しい温泉なのです。

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これは何かわかりますか?
枕です。浴槽の周りにかけてあり湯船に入って頭をもたらせて休んでもらう枕です。
温泉に浸かりながら全身を癒して頂こうと父が発案しました。
温泉が必要でない時は立てかけて干しておき出番を待っています。
ご利用の際には浴槽に置き、枕に頭を置き、試されてみて下さいね。

巷で流行るコロナウイルスへの対処にも自己免疫が必要。
湯治の力で予防されてみるのはいかがでしょう?

栴檀のこだわりある温泉。ぜひ皆様にも一度入っていただきたい温泉です。

ただ予約の時に温泉のご入り用有無がなければ利用できませんので悪しからず。
また昼の温泉の利用は出来ない時がありますのでご容赦願います。

余談ですが、松山が渇水の時に池に鯉がいるんですが、鯉はずっと同じ水ではダメなので新しい水を入れてやらなくてはならないのですが、渇水で入れてやれなくなりました。
その時に別府では池に温泉をいれてると。

渇水の時でも温泉は止まることなかったので入れてやってしのぎました。
今でもこの夏ように暑い時は地熱でたまらなく熱くなってるので入れませんが、秋から冬にかけては温泉を入れてやるようにしてます。池の鯉もなんだか潤っているように見えます。

温泉も食事も、最後はごちそうさまって言いますよね。
栴檀では温泉も食事もとてもこだわっています。
女将である私は両方お楽しみいただき、皆様にごちそうさまって言われたいですね。

本日もお読みいただきありがとうございました。
来週は何について書こうかな。リクエストなどもぜひ下さいね。

いいね!やコメント、フォローをいただけますと嬉しいです。

”栴檀”のご予約はこちらより承ります。
温泉ご利用希望の方は必ず予約時にお伝えください。
https://www.sendan-dougo.com/lodging.html


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