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「どうせ誰かすでに書いてる内容だし…」と筆が止まっていた3年前の自分へ

「今noteで書いてる内容、間違いを指摘されたら怖いし、自分よりスゴイ人が既に書いてるし……自分が書いても意味ないよなぁ……

新卒の時、そんなことを考えてnoteを書く手が止まることが多々ありました。

元々SNS発信も苦手だった僕ですが、執筆スタンスを「正しいノウハウを書く」から「自分の体験を書く」に変えることで、noteやSNSでの発信が続くようになりました。

僕自身、発信を続けてるおかげでいいことがたくさん起きてます。

自分の仕事を社内に知ってもらえたり、同僚に顔を覚えてもらったり。
同業種の人たちとの繋がりもたくさん生まれました。
他にも、卒制をnoteに書いたおかげでnoteに新卒入社できたり、

雑誌で取材してもらえたり。

大学で授業ができたり。

発信したおかげでありがたいことがたくさん起きました。

当時の僕と同じような悩みで筆が止まってる人に届け!という思いで、自分がnoteを書けるようになった経緯について書いてみます。


間違ったことを書くのが怖かった

新卒時代、情報発信しなきゃな〜と思って仕事の学びをまとめた記事を書こうと試みていました。
しかしいざ書き始めると、大体この2つに苛まれて、筆が止まるのです。

  • 間違ったことを書いて、誰かに間違いを指摘されたらどうしよう

  • 「そもそもこれ、自分より頭のいい人がすでに書いてるし、別に自分が書かなくても良くない?

→「く〜、note書くのしんどい〜!」

という流れ。今思えば気にしすぎですが、当時は本当にこれが原因で何度筆を折ったことか。

体験を書くことで解放された

このままではイカン!と思って、記事を書く時のスタンスを変えました。
それが、「正しいノウハウを書く」から「自分の体験を書く」というスタンス。

こうしましょう」「これはこうです」だと、絶対に正しい情報じゃないといけない気がしちゃうので、筆が止まってしまう。
そこで、「あくまでこれは自分個人の体験で、万人に言えることじゃないし正解でもないよ」というスタンス、語り口にすることで、スラスラと文章が書けるようになりました。

過去の僕の記事を例にすると……

新卒時代にリモートコミュニケーションに苦労したという記事では、「どんなことを実践したか書く」と書いていたり。

記事のスクリーンショット。入社時、新しい環境でのスタートに胸を踊らせるどころか、フルリモート入社による「会社で友達できないんじゃ...??」という不安でいっぱいでし
た笑
入社後、いかにオンラインで会社に馴染むか、そしてわずかなオフラインの機会でいかに仲良くなるか、いろいろ僕なりに意識したことがあったので、今回は実際にどんなことを実践したか書いてみようと思います。

社内で新しいチームを立ち上げた時の記事も、「やったことを書きます」だったり。

記事のスクリーンショット。こんにちは、noteデザイナーの仙田です。
最近は社内でUXリサーチチームを作り、リサーチの社内浸透に勤しんでいます。
今回はUXリサーチチーム立ち上げ初、チームの取り組みを社内に知ってもらうためにやったことを書いていこうと思います。

おすすめの居酒屋を書くにしても、わざわざ「自分の主観で」って書いてます。

記事のスクリーンショット。note社オフィス(四ツ谷駅)周辺で大人数の二次会に向いてるお店を紹介します。
企業イベントの後に二次会に行くことがよくあるのですが、普段行かない町でお店選ぶのって結構難しかったりしますよね。
noteでもよく夜にオフラインイベントを行うので、お客さんと社員向けに二次会に使えそうなお店を自分の主観(と社員のおすすめ)でピックアップしました。よければ参考にしてください。

本文を読んで貰うとさらにお分かりいただけると思うのですが、自分の記事は大体「自分がこうやりました」「自分はこう思いました」という語り口で書いています。

絶対に正しいことを書かないといけない、という呪縛から逃れられたのは大きいですね。

あなたの体験談は、今後誰かの道標に

しかしそれと同時に「別に僕の体験談なんて誰にも需要ないし…」と考えていた卑屈野郎でもありました。

ですが、ある時初対面の人に「仙田さんの記事を真似して仕事しました!と言ってもらえたことがあり、それがとても大きな原動力になりました。
自分の記事が誰かの役に立ってる〜〜!!!と。

これは個人的な考えですが、自分が陥ってる状況や悩み、経験は、世界のどこかで誰かが同じような状況に陥ってるもの。
個人的な悩みも、同じ状況で試行錯誤してる人にとっては先人の道標になるのではないのかなと。
なので個人的な話でも書く意味はある!!!と思っています。(実際、自分の記事を参考にしましたとよく言ってもらえる)

お土産を渡せる記事を書く

もう一つ、記事を書く時に意識しているのは、読んだ人がすぐ真似できるように、お土産を渡す意識です。

読んで「ふーん」で終わるのではなく、持ち帰って何か真似して実践できるように、できるだけ体験を具体的に、生感が出るように書いています。

気をつけてることは

  • スクショや事例をたくさん貼る

  • 第三者が見ても分かるようにする(文脈がわからなくても真似できる)

  • うまくいかなかったこともセットで書く(綺麗な上部の話だけではなく、その手前の苦悩や失敗談も添える)

あたり。

例えば自分の記事から引用すると…

Zoomのスクリーンショットを掲載したり、

記事のスクリーンショット。zoomで画面共有している様子が写っている

たとえほぼ塗りつぶしでもチャットのやり取りを載せたり、

slack投稿のスクリーンショット。【ゆるぼ:みなさんの記憶に残っている
とか、
を教えてください】
xxxのようなxxxを知ってるよ!という方、ぜひスレで教えてください。
noteのxxの参考にするため、企業の事例を集めています。すでに集めた事例はこちらのmiroに

作業のイメージが伝わるように、Miroでイメージ図を作ったり。

記事のスクリーンショット。ユーザーテストのステップを図解付きで掲載している

自分は実際の状況や画面を見てるから言葉だけで理解できますが、初見の読者には伝わりづらいですからね。
画像を貼るだけではなく、文章も前提が抜けないように注意してます。(不安なと時は公開前に友達にチェックしてもらったりします)

最後に

いつからかこのスタンスになったことで、記事を定期的に書けるようになりました!
そして実際に記事を書く時は、以下のnoteで説明されている手順でやっています。

このnoteは本当に神。この記事に出会えたことも、発信が続いている大きな要因です。

発信ってなかなかハードル高いと思うのですが、前述した通り僕はそのおかげでたくさんのいいことがありました。
筆がつい止まってしまう、という方が少しでもこの記事を通してハードルを乗り越えてくれると嬉しいです!

それでは、よきnoteライフを!


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