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学生さんに、卒制をnoteに投稿するとチャンスが広がると伝えたい

こんにちは、note株式会社デザイナーの仙田です。

卒業研究や卒業制作の提出が終わる時期になりました。無事終了したみなさん、ほんっっっっっっとうにお疲れ様でした。

この機会に、SNSやnoteで作品をコピペで公開して!チャンスが広がるかもよ!というのがこのnoteで言いたいことです。

苦労して作った作品を学校の中だけに閉じ込めるのはもったいない!
発信することで就職や新しい仕事、つながりが生まれるきっかけになるかもしれません。

僕自身、卒業研究をnoteに投稿したことがきっかけでnoteに就職しました。(詳しくは記事の後半で)


すでにあるものをコピペすれば記事が出来上がる

やっっと卒制が終わって灰になったのに、またゼロからnoteを書くのは腰が重いと思います。(僕自身そうでした)

ただ、ゼロから文章を作らなくても、発表資料や論文をコピペするだけで十分だと思っています。早ければ30分で作業は終わるのではないでしょうか。

論文ならそのままコピペでいいですし、作品系ならおそらく発表用に原稿を書いたり、展示パネルを作っているはず。

それをnoteにコピペして、写真や図があれば適度に入れれば記事ができるはずです。

卒業研究の結果発表している様子の写真
血反吐を吐く思いで作った原稿やプレゼンボードの内容をそのまま流し込みました

僕もパネルの文章をコピペして整えただけの記事を投稿しました。

※SNS公開する際は、制作に携わった人への公開許諾や、引用の記載も忘れずに!

就職だけではなく、いろんないいことが起きていた

卒制の発表は学校の中や展示会に足を運んでくれる人にしか見てもらえません。しかし、作品をインターネットに公開することで多くの人に見てもらえました。

就職活動では企業に足を運んで面接を受けることが一般的ですが、自分の情報をインターネットに公開することで企業側から逆にアプローチされることもあるかもしれません。

僕も、noteに卒研を投稿したことがきっかけでnoteにデザイナーとして就職しました。

僕の周りでも就職に限らず、商品化が進んだり、別の仕事につながったり、新しい繋がりができたりと、いい変化が生まれている人がたくさんいました。

noteとツイッターで記事を公開して、商品化が進んでいる蓮さん。↑

もちろんインターネットに公開するならnoteじゃなくてもいいと思っていて…TwitterでもInstagramでもなんでもいいと思います。

ただ、noteなら長文で丁寧に作品の背景や意図を説明できますし、それゆえTwitterに比べネガティブな反応も起きにくいと思っています。(僕の発信のハードルはここだったので。当時は批判コメントや、作品が大したことないんじゃないかと思われることが怖かった)

#わたしの卒業制作」というnoteの公式タグがあるので、他の人の投稿を参考にするのも良いかもしれません!

自分がnoteに就職するまで

ここから少し自分の話を。

卒制が終了した当時、卒業を間近に内定が一個もなくて進路も決まっていませんでした。
(卒研や学会参加に夢中だったのと、単純に面接が不得意で落ちまくりました)

ゼミの先生に「何かにつながるかもしれないし、卒制をnoteに投稿したら?」と提案されました。

当時noteもTwitterもそこまでやっていなかったので、先述の通りコピペだけして軽い気持ちで投稿したところ、noteのトップページと公式Twitterで紹介してもらえました。めちゃくちゃ嬉しかったです。

当時僕のnoteのフォロワーは4人とか。書き手のフォロワー数ではなく、noteの中の人が、ちゃんと記事の中身で評価してくれたんだ!!と感激し、その瞬間に僕はnoteのファンになりました。

2枚のポップアップ通知のスクリーンショット。  1枚目。 あなたの記事が編を支援する「俯瞰型」リーフレットの制作」が 「おすすめ」に掲載されました。 掲載された記事をみんなに教えてあげましょう! ツイートする シェアする  2枚目。 おめでとうございます! あなたの記事「患者の意思決定を支援する「俯瞰型」リーフレット の制作」は先月もっとも多くスキされた記事の1つです! スキされた記事をみんなに教えてあげましょう! ツイートする シェアする集部で話題です! 「患者の意思決定
noteのお知らせが嬉しくてスクショしまくっていました。まだ10枚くらいあります。

その後、note主催の「#わたしの卒業制作」というオンラインで卒業制作を発表するイベントに呼んでいただきました。

2020年の春は新型コロナ感染拡大の影響で、多くの美大で卒展が中止になりました。
卒展の中止を悲しむ投稿が広まり#勝手に卒制展などのハッシュタグも生まれたほど。

このイベントは、それを知った美大卒のnoteのデザイナーが企画したものでした。

その後noteのデザイナーさん(今は職場の先輩)からDMをいただいて、働かせてもらえることに。

TwitterのDMのスクリーンショット。  個別のDMで失礼します。 重ねてになりますが、先程はありがとうございました! 少しお伺いしたいのですが、仙田さんは4月からご就職されるのでしょうか...? 2020年3月30日 午後10:22 というのも、先程のイベントで深津が仙田さんがもし 4月からも学生さんであれば、弊社でインフォグラフィックなどを制作するアルバイトをしてくれないかな...と言っており、進路などの兼ね合いもあると思いますので、もしご興味があればおしえてください...! 2020年3月30日 午後10:24
ありがたいお声がけ…!

これがきっかけでnoteに就職。今はnoteでデザイナー/UXリサーチャーとして働いています。

現在は、noteクリエイターのみなさんにユーザーインタビューをして、困り事や要望を聞き、サービスの改善につなげる仕事をしています。

ユーザーとして大好きなプロダクトに自分が関われるなんて、本当に幸せでありがたい!

卒制に限らず、発信はチャンスにつながるかも

元々SNS発信に消極的だったんですが、発信するとチャンスに繋がることを身をもって実感した一件でした。

今の仕事についてもnoteやTwitterで定期的に発信することで、社外の同じ職種の人と交流が生まれたり、登壇の機会をいただけたり、新しいお仕事につながったりもしています。

時期的に卒制の話になりましたが、普段の授業課題や課外活動のレポートなどを記録、発信しておくことでいつか誰かが読んでくれるかもしれません。
特にnoteならポートフォリオのようにストックして観れますし!

よければぜひみなさんも投稿してみてください!



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