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#185 コロナ禍だからこそ!子どもの学びにつながる話題を見つけよう

みなさんこんにちは。
年長、年少、2才の子育て真っ最中、
仙台りんです。


先日、リビングの壁に貼ってある日本地図を見ていた年長6歳の子が
おもむろに聞いてきました。

「秋田県はコロナの人が多いの?」


え、唐突すぎん??
そしてなぜ、縁もゆかりもない秋田県??

と思ったのですが(笑)

実はこれ、子どもの思考力を鍛えるのに良い題材なんですよね。
今回はその話です。


年長さんでも考えられる、コロナの社会問題


先日、教育評論家・石田勝紀先生が書いた
東洋経済オンラインの記事を読みました。

タイトルにこそ、「勉強」の2文字が入っていますが、
中は実に本質的なこと。

「対話で思考力を鍛えよう」という内容であり、
勉強が始まっていない幼稚園児にも
十分応用できると思います。


そこで、日本地図を見ながら
親子でひとしきり雑談。

結局、なぜ秋田県のコロナ感染人数が
気になったのかは分かりませんでしたが、

6歳児なりに色々と考える部分もあるのだなと
親ながらも関心しました。


立て続けに、
「どうして東京はコロナが多いの?」
という質問も。


人口密度のこと
県境を越える人の移動が及ぼす影響のこと
コロナってどういう状況で移るのか
混んでいる電車やレジなど身近な例は?

などを簡単な言葉で質問し、
本人の考えを聞き出すことを意識しました。

「ソーシャルディスタンスって、幼稚園の廊下に貼ってある、
あの足のマークの距離のことか!」

とひらめいた表情をする瞬間もあり、
自身の体験と紐付けることができたようです。


年少さんには、どう話す?

余談ですが、先日実家で、なまはげの隣でギャン泣きしている私の子ども時代の写真を見ました

そこに加わってきたのが、年少4歳。

秋田県の近くには、なまはげの絵が描いてあるのですが、
「これって、おに?」
「な・ま・は・げ、ってかいてあるー!」
「え、こわいの?」

などと聞かれました。

こうなると、もうコロナとは全然関係ないですね。笑

けれども、
「あきたけんってここにあるんだ」
「ここは、とうほくっていうんだ」
「ゆきがふるんだね、いいなぁ」
「そういえば、またおもちたべたい」

など、まるで数珠繋ぎのように
年少さんの知識が広がっていきました。

雪→お正月→お餅

想像するに、こんな連想かなと思いますが、真実は闇の中です。


年齢が低いうちは、私から何かを積極的に教えるということは
難しいかもしれません。

しかし、こうした日々の生活の中で自然にニュースに触れるのは
非常に良いことだと感じました。


ポスターには自然と覚える効果あり

それにしても、年季の入ったポスターです

我が家の日本地図には、
親しみやすいテイストで
各地域の特産品が描いてあります。

・高知県だとカツオ
・香川県の近くには讃岐うどん
・茨城県にはわら納豆

といった感じ。


日常生活の中で繰り返し目に入ると
自然と覚えられるのでおすすめです。

おうち時間が長くてお暇な方は、一緒にポスターを作るのも
悪くありませんよ。



まとめ

「人口密度」など少し難しい言葉も、
必ずいつかは覚える言葉。
テストにも出てくるでしょう。

幼稚園児が、コロナのない通常状態で「人口密度」という言葉に
触れることはなかったかもしれないと思うと、
今の状況を前向きにとらえて
子どもの学びにつなげる工夫もできる気がしませんか?

はじめに紹介した石田先生の東洋経済オンラインの記事の中でも、
親子の対話に次のようなテーマが紹介されていました。

・海外旅行に行けなくなると、人はどうする?
・通常授業のメリット・デメリットは?
・コロナ禍でも繁盛しているレストランはどのような工夫をしている?


我が家の園児たちにはまだ難しいかもしれませんが、
ちょっとした意識でアンテナを立ててみると、
案外身近なところにたくさんのネタがあるかもしれませんね。


今回は、以前、stand.fmというラジオ配信アプリで話した内容をもとに
内容を一部改変しながら文字起こしをしてみました。

話す方が楽で早いですが、 文章力もつけたいので、
noteも引き続き頑張ります!


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