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【千田琢哉の頭脳】Vol.0004(2009年2月7日発行のブログより)from次代創造館秘書室

最近の子どもの不躾には気が滅入ります。電車の中や街中など公衆の面前で、見るに堪えない醜態をさらしています。このままで日本の将来は大丈夫なのかと懸念されますが、この点についていかがお考えですか?

(大阪府・人材会社管理職・Tさん・男性・35歳)

結論として言えるのは、
子ども以前に親に原因がありそうだということです。

学校の給食費を故意に払わないのは、悪いことです。

国民年金を故意に支払わないのも、悪いことです。

食い逃げさせるように教育していたり、
約束を守らなかったりする親の下で、
子どもはまともに育つでしょうか。

何事も起こっている現象は、表面上の事象に過ぎず、
その奥に原因が必ずあります。

また、その原因と思っていたものも、
実際にはまだ上っ面のものに過ぎず、
さらにその根底に真因が潜んでいるものです。

テレビや新聞などのマスコミで伝えられる情報も、
伝える側の思惑が必ず入っているし、
表面上の現象を伝えてくれるに過ぎません。

本当はその奥には必ず、
まったく思いもよらなかった原因が潜んでおり、
さらにまたその奥には価値観がガラガラと崩れるような
呆気にとられる真因が横たわっているものです。

私は独立開業してから、
ありとあらゆる準備を自分でする必要があったため、
様々な業者さんや銀行、市役所や社会保険事務所等と接点を持ちました。

そんなことは今まですべて勤務先の会社がやってくれていましたし、
会社のメンバーも何から何まで手伝ってくれていました。

いざ自分でやってみると、それらの場所では
今まで出会ったことのないような人や場面に遭遇したのです。

子ども以前に、まず大人の躾・マナーが悪すぎるし、
これは精神的に参っている人や異常者であれば、
暴力沙汰や殺人事件にでも発展するのではないかと思えるような
場面も一度や二度ではありませんでした。

蛇足ですが、
タクシー運転手を襲う事件がこのところ連続して起こっていますが、
これについてもブラウン管からだけでは伝わらない、
原因、真因が必ずあるはずです。

被害者の方は確かにお気の毒ですが、タクシー運転手の接客マナーは、
平均すると、とてもお金を請求するような水準とは言いかねる人も
私の経験上、少なくありませんでした。

話を戻して、子どもについてです。

子どもは本人が希望してもしなくても、
最も身近な存在の親の背中を見て原則育ちますから、
そっくりそのまま鏡のように真似をします。

よく、子どもに躾として暴力をふるう親がいますが、
本当はその殴る手で自分の顔を殴るべきなのです。

さらに言わせてもらうと、大人自身の躾・マナーで酷いのは
残念ながら、大半が女性の方でした。

私は女性が大好きですし、尊敬しています。

今まで人生の大切なものの大半を、
母親を含めた女性から学んだといっても過言ではありません。

しかし、独立準備の際に出会った躾・マナーの酷い女性たちは、
この女性に育てられたら悲惨だよな、
と鮮明に子どもの将来がイメージできるような人たちでした。

銀行では順番待ちが我慢できず、
隣の人が説明を受けているのに横から
「まだ終わらないんですか」と平然と口をはさんでくる
メスのオランウータンもいました。

しかもこのメスのオランウータンは、
泣きわめく1歳ほどの茶髪の子どもをベビーカーで連れており、
3人分くらいの場所を占領していました。

これがまずは、原因です。

レディー・ファーストという言葉がありますが、
そもそもレディがいない国では、ファーストもセカンドもありません。

次にその原因の原因である真因を探ってみましょう。

私は、我々男性に真因があると思っています。

女性が女性として生まれた特性“ぬくもり”や
“やさしさ”“包み込む愛情”を存分に発揮できていないのは、
男性がヘナチョコになったからだと思います。

先ほどのオランウータンも、
旦那さんが彼女の女性の特性を発揮させるような能力が
なかったということです。

厚かましい女性、男性に敵意むき出しの女性、
いつもイライラしている女性の根本原因は、
男性に心身ともに愛されていないからです。

これは、ほぼ疑いがありません。

もっとわかりやすくいうと、セックスでいったことがないのです。

セックスでいった経験のある女性は、男性のことを尊敬しますし、
女性“ならでは”の特性をふんだんに発揮して、
世の中を幸せにしようとします。

毎日その快感を反芻し、愛情が満たされて、
女性としての幸せを存分に味わいます。

先ほどのメスのオランウータンのようにならないのは言うまでもなく、
決して選挙に出たり、変なところで、
男性と張り合ったりという気持ちは起こらないのではないでしょうか。

男性には女性をそのようにする責任がありますし、
それを果たせた男性が世の中を救うきっかけを
身近でつくっていけるのではないでしょうか。

追記.といっても、その男性を産んで影響を与えたのも、
女性である母親ですが…

...千田琢哉(2009年2月7日発行の次代創造館ブログより)

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