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DMM.make AKIBAのStudio開放デーに参加しました!これまでの振り返り〜

こんにちは。RapidXです。
8月末でDMM.make AKIBAのStudioが閉館し、Baseに統合されるということで、
最後にStudio開放デーに参加させていただきました。
(写真は以前のものですが、、)

Studioがなければ私たちの活動が数年遅れていただろうと思っており、
スタートラインのプログラムに昨年末に採択いただいてからの数ヶ月を振り返ると感謝の気持ちです。

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そこで今日は昨年からの流れを振り返ってみます。

最初はドローンを作ろうとしていた

「火災ゼロの世界を実現する」ためにどうすればいいかを考えていたときに、
1番の原因は逃げ遅れで、消火し始めるタイミング・消防車が来るタイミングが遅いことが原因だと考えていました。
消防車が来るのが遅いなら、火災が発生したらすぐ消火できるソリューションを開発すればいいのではないかと考えました。
室内にドローンを置いて、そのドローンが消火すれば一瞬で火が消えて火災から人が救えるのではと色々考えておりました。
考え始めたのは、数年前からですが具体的な構想自体は2020年の初めくらいからでした。
ZOZOを操業された前澤さんの前澤ファンドに応募し、書類審査を通過して直接お会いして事業プランをお話ししていました。
その時は投資見送りになりましたが、やはり技術的に全く進んでいなかったというのが、プランでしかなかった状態だと思います。

同時に考えていたのが、通報です。
通報のタイミングが遅いことも火災による死亡事故がなくならない原因と考えていました。
深夜の寝ている時間帯に火災が起こったら通報などすぐにできるものではなく近隣から通報が入ったりします。
その時点で既に遅く、何分もロスが出ていることになります。
通報のタイミングを早められないかと考えていました。

偶然DMM.make AKIBAに出会う

その頃、DMMさんの会長室の方からTwitterでメッセージをいただき、ちょっと会ってみませんか?みたいな感じでお話しさせていただくことができました。
僕としては奇蹟的というか、世の経営者の皆様からするとフォロワーさんの数も少なく、発信力も微々たるものだったのですが、どうやって見つけてくださったのかメッセージをいただくことができました。

そこで、DMM.make AKIBAという場があり興味があったら見てみてくださいと言っていただいたおかげで、見学に行くことができました。
これまで、ものづくりとは直接の関わりが全くなかったので、何から始めていいかすらも分からなかった僕からすると夢のような場所でした。
早速スタートラインにも応募させていただき、面接もしていただいて採択いただけたことは本当に感謝です。

テックスタッフさんに教えていただく

「こういうものが作りたいけど何から始めればいいか分からない」という僕らにとって、「まず何からやればいいか?次はこれをやればいい、」というのをテックスタッフさんに教えていただいたことはかなり大きかったです。

プロトタイプを作るときに、どんなに簡単なものでもある程度プログラミングの知識が必要と思い基礎の基礎から学びました。エンジニアとして働けるレベルでは全然ありませんが、初歩を学んだことはよかったです。

M5stackというマイコンにセンサーをつけて、その計測値によってLINEに通知が来るというのからまずは作りました。自力では難しかったのでエンジニアさんにお願いしながらでしたが、プログラミングをかじったおかげで少しの調整はできるようになりました。
最初のマイコンは大きかったので、まだまだ小さくしたく、より小さいマイコンにしてもちゃんとプロトタイプが動くように調整していきました。

ハード系についてはCIOの世紀人が得意な分野でプロトタイプ の小型化は試行錯誤しながらもなかなか小型化できたなという感じでした。

既存の商品を組み合わせて作ったプロトタイプですが、これができたことによって事業説明が格段にやりやすくなりました。
実際のモノがあることによって聞いてくれる人の目・対応がだいぶ変わりました。

まだプロトタイプなので今後はしっかりとした要件を決めながら開発のロードマップが必要な段階に入り、
この開発のロードマップについてもDMM顧問の阿部さんに教えていただきにいきました。

α版、β版開発のために要件を整理しています。
ユーザーにどんな体験をしてもらうのかのUXデザインや、画面設計、要件整理、非機能要件の選定、API設計、デバイス選定、データベース設計、知的財産の設計、ローカライズ戦略、いつまでに何をやるのか、、などなど考えることが目白押しとなっております。

よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートは全て火災ゼロのための開発費にさせていただきます!