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スープの冷めない距離

カレーを届けた。
子どもたちの住む家へ。

たくさん作りすぎてしまい、
タッパーに移しかえようとしたけれど、
入りきらなくて
鍋ごと届けることにした。

カレーの入った鍋は、
まだ温かくて。

寒い冬の夜道を
鍋を抱えて歩いていたら、
身体があたたまった。
心もポカポカしてきた😌

これってまさに、
スープの冷めない距離だな
と思った。

私は離婚してから、
子どもたちと離れて暮らしている。

でも、
歩いて5分のところに住んでいるから、
会いたいときは
いつでも会いに行くことができる。

週に5日は、
娘が学校に持っていく
お弁当のおかずを届けている。

朝は時間がないから、
前日の夜のうちに届けている。

子どもたちと会えるのは
嬉しいけれど、
だんだん寒くなってきたし、
仕事で疲れている日は
おかずを届けに行くのが
めんどうだと思うこともある。

でも、
今日は日曜だったので、
おかずだけでなく
カレーも届けてみた。

そしたら、
鍋のぬくもりが
なんだか身体にしみてきた。

たまにはこうして
鍋ごと届けるのも悪くないなと思った。

明日子どもたちが、
カレーを喜んで食べてくれるといいな😊

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