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シャーロック・ホームズの翻訳を始めます。

 誰がやっているのかわからないような翻訳では、読み始めるのに少し抵抗があるのではないかと思うので、軽く筆者の自己紹介をさせていただきます。簡明に一言でいうなら、当方ただの大学生です。もともとは、大学の理系の学部に所属していましたが、中退して、別の大学の文系学部に入学し現在大学生の身分に収まっています。

 アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を翻訳しようと思い立ったのは、ほんのちょっとでも小遣い稼ぎができないかという理由が一番大きいです。しかし、単純に英語の本一冊を翻訳してみたいという願望があるのと、私自身シャーロック・ホームズを読んだことがなかったため、一度英語で読もうと決心したのですが、挙げ句挫折をしたので、ゆっくり翻訳していけば理解ができるのではないかと思ったという経緯があります。 

 これから翻訳を進めていくため、日記のような感じで更新していけたらと考えています。また、翻訳していく中で気になったまたは勉強になりそうな構文や表現、翻訳する際に工夫したことなどを単独の記事としても挙げていこうかなと思います。

 まずは、シャーロック・ホームズ作品の最初となる「緋色の研究(A Study In Scarlet)」という長編を訳して行きたいと思います。出来上がった後も、気づいたときにちょくちょく直していくと思うので、見直したときに随分と変わっているじゃないかと憤慨される諸氏がおれば、それは非常に申し訳ないことですが、ご了承願いたいです。

 Web上の文章という都合上、あまりに長い文章がつらつらと続くと、読むのが面倒になると思うので、作品をいくつかのパートにわけて、何週間で読める!とか何日で読める!という形式にしていきたいと考えています。一人で全ての作業をやる都合上、進行はかなり遅々としたものになると思います、読者の皆さんには、作品を一気に読むというよりは、一日の終わりにちょっとずつ読んでいくというような読み方をしてもらうと、気楽に楽しんで読めると思います。