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ほぼ毎日読書ログ

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読んだ本の感想noteを書いています。 古典から新刊まで。文学から実用書まで。児童書も漫画も写真集も何もかも。
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2019年7月の記事一覧

『宵山万華鏡 (森見登美彦)』【読書ログ#19】

急に夏が来た。夏には夏らしい小説を読もう。 森見登美彦の読書感想をあげると過剰気味にぐい…

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『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (阿古真理)』【読書ログ#18】

この本を読んでいたら、私の母の料理を思い出した。凄まじかった。女手一つで子供三人を育てる…

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『オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで (窪薗晴夫)』【読書ログ#17】

夏休みの前半、ムシムシした梅雨が開け、ムンムンと熱気がやってきた。おずおずと、満を持して…

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『Michi ( junaida )』【読書ログ#16】

自分に与えられた時間が有限だなんて気がついていなかった頃。(いまだに気がついていないかも…

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管理会計と財務会計の違いは知ってる? 財務諸表読める? この本があれば大丈夫だ!…

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。15冊目。 世の中で経済活動に従事し…

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『風が強く吹いている(三浦しをん)』【読書ログ#14】

四方八方から怒られそうだが、駅伝は一度も見たことがない。コースの近所に住んでいた事もある…

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『しょぼい喫茶店の本 (池田達也)』【読書ログ#13】

この本の筆者は、旧来のマッチョでマッドなビジネスの世界に長く生きてきた私のような人間からしたら、かなり「しょぼい」。(申し訳ございません) でも、今は、インターネットが魔法のように世界を変えてしまった後だ。 世間が望む「普通」の物差しで生きる事が出来ない「しょぼい」人でも。ことさらギラギラ出来ない人でも。ちょっとだけ勇気をだせば、なんとなく自分の世界を切り開くことができるようになった。生きていくだけならなんとかなるようになった。 この本は、そんな、ギラつけない、普通に就

『ガソリン生活 (伊坂幸太郎)』【読書ログ#12】

我が家では、2年に1度、7月に車検の時期が来る。今年も来る。今年も来た。 ディーラーの見…

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『キッチン (吉本ばなな)』【読書ログ#11】

この読書ログを公開するようにってから、まわりから「いつ読んでいるのか? 暇なのか? また…

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『DIVE!! 上・下 (森絵都)』【読書ログ#10】

森絵都さんの作品は読んだことがなく、『DIVE!!』も書店で見かけてはいたけど、どんな話なのか…

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『「国語」から旅立って (温又柔)』【読書ログ#9】

蕎麦が食べたくなり出かけたのだが、うっかり本を持たずに出てしまう。本をもたずに一人で食事…

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『太陽の塔 (森見登美彦)』【読書ログ#8】

さっぽろ雪まつりの事を思い出した。 季節外れな話で恐縮だが、さっぽろ雪まつりとは、札幌の…

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毎日読書#7 『ペンギン・ハイウェイ』(森見登美彦)

この物語の主人公『アオヤマくん』は、おっぱいが大好きで「毎日ほんの30分くらい」はおっぱ…

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毎日読書#6 『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)

アマゾンの忠実なるしもべである私は、本を読むにあたって Kindle もオーディブルも便利に(と思い込みながら)使っている、しかし小説については紙で読む事にこだわっている。 それは、残りのページ数が減っていく感じも含めて小説の読書体験なのだなと思うから。 読み進めながら「こんなに風呂敷広げて全然畳んでないけど、残りのこのページ数でどうやって?」とか「ああ、もっとこの感じを楽しんでいたいのに、残りがこれしか無いなんてもったいない」みたいな気持ちを持ちながら読むのは、紙の本な