【書評】自分を安売りするのは”いますぐ”やめなさい．
初めに
「どうすれば，より高い給料を貰えるのか？」
これは全てのサラリーマンの至上命題でしょう．
その答えの1つは，自分をブランド化することかも知れません．
例えば，ルイヴィトン，フェラーリ，ロレックスなど
これらの商品は通常のバッグ，車，時計の価格帯から大きく外れているにも関わらず欲しがられます．それは何故か？
それは，ブランドという確固たる地位を築いているからに他なりません．つまり，自分をブランド化することで他者（会社や顧客）が多くのお金を払ってくれるから給料が上がる．
当たり前に聞こえるかも知れませんが，自分をブランド化するために適切に行動できている人は意外と多くないでしょう．
本書は，ソフトバンクを退職後、飲食店経営によって独立、現在は３社の経営を担う傍ら講師として日本中を駆け回る著者が、自分の価値を高めて成果を出すことに目的をおいてそのために以下の項目について記した一冊です．
・なぜ、自分を高く売る必要があるのか
・人を引き付ける魅力を身につける方法
・周りからの評価が上がる仕事術
・応援される人のコミュニケーション術
・ビジョンの描き方とその達成方法
・ブランド価値を高める習慣術
について述べられています．自分の価値を高めてブランドを確立したい人にオススメの一冊ですので，是非読んでみて下さい．
みなさんも，書評を書くことで読書の効果を最大化してみませんか？
あなたの目標年収はいくらですか？
400万円？600万円？1000万円？
人それぞれかも知れませんが，著者は
目標標年収が1000万以下はわがまま。
と述べています．その理由は，自分のことしか考えていないから．
もし，自分の周囲の人々（家族，恋人，仲間）を幸せにしようとするなら1000万円で足りるはずが無い．
というのが著者の主張です．
どこまでを自分の影響力の範囲内としたいか？にもよるかも知れませんが，個人としては，家族・恋人・仲間のことは幸せにしたいと思っています．
目標年収1000万円（30代前半まで）を口にしていましたが，反省しました．
年収5000万円を30代前半までに達成することにします．
あなたは一度死んでいる
本書で最も印象に残った言葉がこちら
神様がくれた最高の人生を送るための２度目のチャンスが「今」である
これは，著者の言葉では無いですが，個人的に心に残ったので紹介します．簡単に言えば以下のような物語です．
あなたは，突然死にました．膨大なやりたいことを残して．
今日と同じ明日がいつまでも続くと思っていました．
そして，神様にこう尋ねられました．
「この人生はどうであったか？」
そして，あなたは答えました．
「私はまだ死にたくなかった．やりたいことがたくさんあった．もっと全力で生きれば良かった．もう一度で良いから人生をやり直させてもらえないでしょうか？」
神様は答えました．
「いいだろう．もう一度だけチャンスをやろう．その代わり，今回の人生の記憶は消させてもらう．今度こそ全力で生きてみせよ」
そして，生きているのが今なのです．
あなたは今日をどう生きますか？
最後に
いかがでしたでしょうか？
今回は，岡崎かつひろ氏の著書「自分を安売りするのは“いますぐ”やめなさい。」の書評Part1を執筆しました．
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