見出し画像

【ゲーム好き必見】おすすめマイクロSDカード、12社徹底比較!2024年6月最新版✨

はじめに

マイクロSDカードは、ゲーム、スマートフォン、カメラ、ドローンなどのデバイスで作成されたデータを保存するために使用されるメモリ製品の一種です。

特に256GBのマイクロSDカードは、大容量のデータを効率的に保存できるため、動画撮影やアプリの大量インストールに最適です。

この記事では、Amazonで購入可能な256GBのマイクロSDカードを様々な観点から比較し、最もおすすめの製品を紹介します。

前提事項

今回は、3つの条件に絞って比較を行いました。

  • 容量は256GB

  • 最大転送速度は100 MB/s以上(ここでは読み込み速度)

  • UHS-I規格準拠(U1~U3のUHSスピードクラスあるいはV10~V30のビデオスピードクラス)


容量を256GBに絞った理由は、以下の2点です。
①256GBあればゲームの保存に必要十分な容量
②1GBあたりの単価が安い

それぞれについてもう少し詳しく根拠を見ていきます。

①256GBあればゲームの保存に必要十分な容量


各容量毎にどの程度のデータを保存できるかを表したのが、以下の表です。

SDカードに保存できるデータ量の目安

最近のゲームは、ダウンロード版の場合は一本でも数10GB程度の容量を使用します。「Nintendo Switch 2022年年間ダウンロードランキング TOP30」を元に、5GB以上の人気タイトルの容量は以下の通りです。

2023年1月時点(引用元

見て頂くと、よく知っている人気タイトルにも10GBを超えるものが多くあります、スマブラは17.3GBですね。

ちなみにNBAをやる方もいらっしゃると思いますが、
必要容量はなんと約50GBです。

もちろんゲーム本体の容量に加えて、写真を取ったり、動画を残したりしますので、256GB程度の容量は必要になるかと思います。

もちろん、512GBあっても困りませんが、使わない分は無駄になってしまうので、コストパフォーマンスを考えると256GBが最適であると思います。

②1GBあたりの単価が安い

もう1点は、1GBあたりの単価が安いという点です。メモリに限らず、半導体はスケールメリットが働く産業です。

つまり
”一度にたくさん作る、あるいは大きく作れば、その分安くなる”
ということです。

実際に、Amazonで売られている製品群から、合計容量毎の1GB単価を計算したのが以下のグラフです。

主要メモリ5社のマイクロSDの合計容量に対する1GB単価(2024年6月9日時点)

1GB単価なので、低い方がお得ということになります。グラフを見て頂くと、256GB以降においては殆ど単価が変化していないことが分かります。

したがって、
①と②を加味すると256GBが最も適切な容量
であると言えます。

次に、最大転送速度は100 MB/s以上、UHS-I規格準拠とした理由については、Nintendo Switchの公式サポートから以下のような推奨要件が出ているためです。

Nintendo Switchをより快適に遊んでいただくために、読み込み速度(転送速度)が高速なmicroSDカードをおすすめします。

高速なmicroSDカードの目安
・UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応
・読み込み速度 60~95MB/秒(読み込み速度が速いほど、Nintendo Switchをより快適に遊んでいただけます)

※UHS-II(Ultra High Speed Phase II)規格には対応しておりません。microSDカード自体は使用できますが、UHS-II規格の読み込み速度でご使用いただくことはできません。

Nintendo Switch公式サポート

なおここでは最大転送速度=読み込み速度と読み替えています。
本来は、データの読み込みと書き込みの両方があり、実際には書き込みの方が速度が落ちることが知られているのですが、書き込み速度は明記されていないことが多いためです。

したがって、今回は以下の3条件を満たすマイクロSDカードを主要5社の製品から徹底比較しました!

  • 容量は256GB

  • 最大転送速度は100 MB/s以上(ここでは読み込み速度)

  • UHS-I規格準拠(U1~U3のUHSスピードクラスあるいはV10~V30のビデオスピードクラス)


主要メーカー12社の製品徹底比較!

それでは、主要メモリメーカー12社の製品を徹底比較したいと思います。なお、価格はすべて2024年6月9日現在のものです。

1.SanDisk

サンディスク(SanDisk)は、アメリカのカリフォルニア州ミルピタスに本社を置く会社です。主にフラッシュメモリ製品を製造しており、USBメモリ、SDカード、SSDなどの製品で知られています。

サンディスクは1988年に設立され、2016年にWestern Digital(ウエスタンデジタル)に買収されました。現在はウエスタンデジタルの一部として運営されています。

以下がサンディスクが出している標準的な製品です。

  • モデル名:SDSQUAC

  • 価格:3515円

  • 最大データ転送速度:最大150MB/s(ただし、対応読み取り機が必要)

  • 保証年限:10年


2. キオクシア

国内メモリメーカーで最大手のキオクシアです。以前は東芝メモリでしたが、いろいろあって現在は米投資ファンド、ベインキャピタルが株式の過半を握り、東芝も4割を保有しています。

キオクシアの標準製品がこちらです。

  • モデル名:EXCERIA microSD

  • 価格: 2480円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年

さらに上位モデルとしてU3、V30規格に対応したモデルも出しています。

  • モデル名:EXCERIA PLUS microSD

  • 価格: 15890円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年


3. Samsung

サムスン(Samsung)は韓国の企業グループで、サムスングループの中核となる会社はサムスン電子(Samsung Electronics)です。サムスン電子の本社は韓国のソウル特別市にあります。

サムスンは1938年に設立され、現在ではエレクトロニクス、半導体、家電、スマートフォン、テレビ、ディスプレイパネルなど、さまざまな分野で世界的に有名な企業です。

サムスンの標準的な商品は以下です。

  • モデル名:EVO Plus

  • 価格: 4270円(ただいまセール中!)

  • 最大データ転送速度: 160MB/s

  • 保証年限:10年

上位モデルとしてPro Plusも用意しています。

  • モデル名:PRO Plus

  • 価格: 4280円(ただいまセール中!)

  • 最大データ転送速度: 180MB/s

  • 保証年限:10年


4.Gigastone

Gigastone(ギガストーン)は、台湾を拠点とする企業です。主にフラッシュメモリ、SDカード、USBメモリ、外付けSSDなどのメモリ関連製品を製造しています。Gigastoneは品質の高いストレージソリューションを提供することで知られ、世界中で製品を販売しています。

  • モデル名:Gigastone Gaming Plus

  • 価格: 3980円(ただいまセール中!)

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:ー(記載なし)


5.Amazon

言わずと知れたアマゾン(Amazon)はアメリカ合衆国の企業で、その本社はワシントン州シアトルにあります。

Amazonの事業は多岐にわたり、電子商取引、クラウドコンピューティング(Amazon Web Services)、デジタルストリーミング、人工知能、物流など多くの分野にわたります。Amazonはグローバル企業として、世界中にオペレーションと販売網を展開しています。

  • モデル名:Amazonベーシック(Amazon Basics)

  • 価格: 3,621円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:ー(記載なし)


6.AGI

AGI(Apacer Global Information)は、台湾を拠点とする企業です。主にメモリモジュール、フラッシュストレージ、産業用ソリューション、コンシューマーエレクトロニクス製品などを提供しています。

AGIは1997年に設立され、信頼性の高いメモリ製品とストレージソリューションで知られています。AGIは、同社のブランドの一つとして、さまざまな用途向けのメモリおよびストレージ製品を展開しています。

  • モデル名:AGI256GGSTF138

  • 価格: 2950円

  • 最大データ転送速度: 98MB/s

  • 保証年限:5年


7.LinkMore

LinkMore(リンクモア)は、台湾を拠点とする企業です。主にメモリ製品やストレージソリューションを提供しており、USBメモリ、SDカード、SSDなどの製品を扱っています。

LinkMoreは、高品質でコストパフォーマンスに優れた製品を提供することを目指しており、さまざまな市場に対応しています。

  • モデル名:Link 256GB

  • 価格: 3399円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年


8.MMOMENT

MMOMENT(エムモーメント)は、台湾を拠点とするメモリおよびストレージ製品のブランドです。主にSDカード、USBメモリ、SSDなどを提供しており、品質とパフォーマンスに重点を置いた製品ラインナップで知られています。

  • モデル名:MMOMENT

  • 価格: 3199円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年


9.Silicon Power

Silicon Power(シリコンパワー)は、台湾を拠点とするメモリおよびストレージ製品のメーカーです。主にUSBメモリ、SDカード、SSD、ポータブルハードドライブなどを提供しています。

Silicon Powerは高品質な製品と革新的なテクノロジーで知られており、世界中の消費者およびビジネスユーザーに製品を提供しています。

  • モデル名:SP Silicon Power

  • 価格: 2,780円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年


10.TCELL

TCELLは、2005年に設立されたTaiwanに拠点を置くフラッシュストレージ専門ブランドです。

継続的な品質の向上と、専門市場と完全なグローバルマーケティングネットワークの先進的な発想により、グローバルビジネスパートナーとともに、(USBフラッシュドライブ、メモリカード、SSDなどの)優れた製品を提供することに尽力しています。

  • モデル名:TCELL

  • 価格: 3,699円

  • 最大データ転送速度: 170MB/s

  • 保証年限:5年


11.キングストン

キングストン(Kingston Technology Corporation)は、アメリカ合衆国の企業で、本社はカリフォルニア州のフアンカピストラノに位置しています。

キングストンは主にコンピューター関連のメモリ製品を製造および販売しており、DRAMメモリモジュール、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、SDカード、SSD(Solid State Drive)などの製品を提供しています。

  • モデル名:Canvas Select Plus

  • 価格: 3,299円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:無期限


12.トランセンドジャパン

トランセンド(Transcend Information, Inc.)は、台湾を拠点とするメモリ製品およびストレージソリューションの企業です。

トランセンドは1988年に設立され、耐久性のある製品、高い品質、および革新的な技術で知られています。主に、USBフラッシュドライブ、メモリカード、外付けハードドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)などの製品を提供しています。

  • モデル名:Transcend 高耐久 microSDカードUHS-I U1 Class10

  • 価格: 4,380円

  • 最大データ転送速度: 100MB/s

  • 保証年限:5年間


最もおすすめの製品

紹介した12社の商品の中で、データ転送速度Top3とその価格は以下のようになりました!

1位:Samsung PRO Plus(180MB/s、4280円)
2位:TCELL(170MB/s、3,699円)
3位:Samsung EVO Plus(160MB/s、4270円)

1位と3位は世界一のメモリメーカーである韓国のSamsungとなりました!
2位のTCELLは台湾のメーカーということで、ほとんど聞いたことがないですが、価格面では一歩リードしている状態ですね。

それでも、Samsung製は10年間の保証が付いていることから、
今回はSamsung PRO Plusが最もおすすめのマイクロSD
という結論にしたいと思います。

再度リンクを張っておきますので、この機会に回収しておきましょう👍


終わりに

欲しい製品は見つかりましたか?半導体は常に日常生活の中に溶け混んでいますが、着実に進化を続けています。

ずっと同じものを使っているという方は、これを機会にぜひ最先端の製品に触れて技術の進化を感じてみてください。

それでは!

おすすめ記事

#半導体 #半導体関連 #半導体株 #半導体って何 #半導体の基礎

この記事が参加している募集

#おすすめガジェット

4,056件

#ボーナスの使い道

449件

よろしければサポートもよろしくお願いいたします.頂いたサポートは主に今後の書評執筆用のために使わせていただきます!