コロナ禍の出会い
こんにちは、こんばんは。
コロナ禍の今、新しい出会いはすっかり減っています。
そんな中、先日ひょんなことから新しい出会いがありました。
とある天気のいい午後、私はいつものように近所の川辺をサイクリングして
このまま帰るのはもったいない気がしたので、浅草まで足を延ばしてリサイクル着物ショップをのぞくことにしました。
ほんの少しだけ息抜きがしたかったのです。
私は人混みをさけつつ、一つのリサイクル着物ショップに入りました。倉庫を解放したような場所に雑然と着物がハンガーにかけられていました。
私は何となくそれらを見ながら奥に進んでいくと、もう一人のお客さんが入ってきました。私は気にせず着物をみていると突然「すいません、ちょっと助けてくれない?字がよく見えないの、この箱になんて書いてあるか読んでくれる?」と女性が言っています。
私はすぐにそこへ行って箱に書いてある字を読んであげました。
その人は70代くらいの女性で、着物の知識があるだけでなく、フランスやアメリカで生活したこともあり、リベラルな思想で自立した女性であることが話していてわかりました。
私たちはすぐに意気投合、今度お茶でもしましょうと電話番号を交換して帰りました。
着物がつないだ縁なのか、不思議でもあり、うれしくもある出会いでした。