センシュアリティを大切に過ごす

今日は、内なる春(卵胞期)の過ごし方について書きます。

内なる冬(月経期)は、自分の内側や本質と繋がる季節で、周りの声に惑わされず、自分にとって大切なものはコレなんだとわかり、そのために色んなものが剥がれ落ちる、そんな季節でした。

冬の時期の過ごし方については下記の記事をご参照ください。


次の内なる春(卵胞期)は、自分の内側に見つけた本質の種を自分の内にだけ留めておくのではなく、外側に出していく時期となります。

この時期は、卵胞の発育を促す卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)が卵巣に作用し、卵胞が発育し始め、エストロゲンの分泌が増えてきます。

陰陽の性質は陰から陽へ変わっていき、エネルギーは内から外へ向かい、体も心も軽くなり、動きやすくなります。

動けるようになるとつい、そのパワーを社会から求めらることに使ってしまいがち。月経期に動かなかったからとか、仕事をペースダウンしたから頑張らなきゃって。

でも急がなくてもいいんです。

この時期の過ごし方のポイントは、Sensuality(センシュアリティ)、Innocence(純粋・無垢)、Duality(二元性、両側面)です。

言葉は似ていますが、センシュアリティはセクシュアリティ(性行為や性的欲求)とは違います。五感で快感を感じる感力や感性のことです。

春の時期は、子供のように、道を歩く中でお花や動物など気になるものを見ては立ち止まり立ち止まりして味わうイメージです。鳥の鳴き声に耳を傾けたり、柑橘系のフルーツの皮をむく時に飛び散る香りにリフレッシュしたり、頬を撫でる風を目を閉じてじっくり感じたり。もう既に知っている世界だという目ではなく、違う角度から見たり、いつもの感じ方との違いを感じたり、新しい目で世界を見る。知っているという傲慢さではなく、純粋な謙虚な無知になる。それは豊かさを受け取る受け皿となります。頭を使って効率的に生産性を上げていくことでしか豊かになれないのではないのです。

この時期にそうやって生産性ではなくセンシュアリティを大事にして過ごしていたらホルモンも自然と整います。私自身ずっと周期的な顎の吹き出物に悩まされていましたが、前の月経周期でこの時期に生産性よりセンシュアリティを大事にして過ごしたら、なんと顎の吹き出物が全く出なかったのです。たまたま?かもしれないので、今期もセンシュアリティを大事にして観察してみますね。


次回の記事では、達成感や生産性のラットレースにはまらないようにするにはどうしたらいいか?本質の種をどう育てたらいいか?について書きます。

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