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「自己啓発は役立たない」といわれる5つの理由

2ヶ月ぶりのnoteです。ちょっと方向性とかいろいろと考えていて、手が動きませんでしたが、結局あまり難しく考えずに書きたいことを書くことにしました(笑)

さて本題です。

日本で「自己啓発は役立たない」とか「怪しい」とか思われているのはなぜでしょうか?

今日は私が考えるのは5つ理由についてお話します。

最後にはいつも通りジャーナリングを載せています。今回のお題は自分にとっての自己啓発について考えるきっかけにもなるものなので、ぜひ取り組んでみてください!

<理由1:自己啓発というコトバの印象がよくない>

まず最初に、日本で「自己啓発って怪しい…」と思う人が多いのは、
儲けることだけを目的としたキラキラ名の中身が伴わない高額な講座や、
自己啓発という名の怪しいスピリチャル系の悪徳商法があったりするからだと思います。

決してスピリチャル自体が悪いわけではありません。
クライアントが幸せになる手助けしたいと思って、本当に真摯に取り組んでいる人もたくさんいる一方で、人の心の闇につけ込んで搾取している人たちが問題です。

中身については日本だけではなく、海外でもそういった悪徳商品はたくさんあります。

多くの商品はしっかりしたものですが、そういう悪徳商法・商品が悪目立ちしてしまっていることが怪しいと思われる大きな原因の一つです。

<理由2:単に知識を仕入れて終わりになっている>

第二に、「コースやビデオを見たり、本読んで終わり」の人が圧倒的に多いこと!

いくらコース受講したり、読書したり、YouTube見たりしても、
それを実践しないと全く意味がありません!

大量に本は読んだけれど……

授業のノートをとっただけで「勉強した!」という気になるのと同じで、知識を定着させるにはなんども復習をする必要があります。

さらにそれを他の人にわかりやすく説明できるようになって、
初めて「自分のものになった」といえるのです。

しかし、自己啓発に本気で取り組むのであれば、知識を定着させるだけでは足りません。

実際に日常の中に取り入れ実践していき、さらにときおり振り返りのレビューをしながら改善を続けていくことが必要です。

私はジャーナリングをおすすめしています。
ジャーナリングは自分と向き合い、知らなかった自分を発見し、深く考えることに役立ちます。

例えば、「生産性を上げる方法」という知識を本やビデオ、あるいは講座で得たとします。

いろいろな方法があり、どれが自分に向いているのかは実際にやってみないとわかりません。でも手当たり次第に試すのも時間と労力の無駄になる可能性があります。

ここでジャーナリングの出番!

自分の置かれている状況、どこがどう生産性が低いのか・上げていきたいのか、一日に使える時間、具体的な目標値(例:一本の記事執筆に2時間かかるのを1時間にしたい、広告分析にかかる時間を半分にしたい)などをできるだけ詳しく思いつくまま書き出していきます。

そこからどの方法を取るのがいいのかがわかりますし、また自分の目標を達成するためには別のスキルの習得が必要となるかもしれません。

私が記事の最後に、必ず記事内容に関連したジャーナリングお題をつけているのは、「自分を知ること」「仕入れた知識を自分の中に落とし込んでいくこと」の両方(お題によっては片方)を目的としているからです。

私の記事も読むだけで終わってしまっている方が99.9%ではないかと思いますが(泣)、ほんの数分でもジャーナリングに取り組んでいただけると、自分について「気づき」を得て、成長するきっかけにできると思います。

<理由3:ポジティブな面だけが強調されている>

第三の問題として、教材やビデオ・本に、そのときだけのモチベーションや高揚感を高めるだけで、ポジティブな面しか強調されていないものが、あまりにも多いこと。

自己改善に本気で取り組むのであれば、「目をそらしたくないような醜い自分の闇」に必ず対峙するときがきます。

その中には気づいているけど認めたくないもののほかに、全く気づかなかった自分もあります。中にはそういう深いところにある自分の一部に、一生気づかないで終わってしまう人もいるでしょう。

私自身もまだまだ欠陥だらけで、自分がイヤになるときや、知らなかった自分を発見することもあります。

でもそういう闇の部分も自分を作っている一部です。どんなに辛くてもそこと向き合わないと、本当の意味で自分を変えることはできません。

自分をいい方に変えていくというのは短期的なプロセスではありません。
腰を据えて取り組まないといけないのに、その場限りの興奮を高めるだけで終わることが多いのではないか、そんな気がします。

<理由4:自己啓発そのものがストレスになる可能性あり>

第四の問題は、自己啓発自体がストレスになりうるということ。

あまりにも抱えているトラウマや闇が大きいと、

そもそも自分が取り組みたい自己啓発テーマに必要な別の自己啓発が必要になる、さらにそのためには別のものが…という「沼」のような状態になることがあります。

こうなると自分に必要だと思って実践したものでも、
自分で気づいていない別の問題があることで思ったような効果が得られません。

それがストレスの引き金になり、かえってメンタルがやられてしまう…なんていうことに!

金儲けのためだけに高額の自己啓発講座を販売している人たちは、
まさにそこにつけこむわけです。

購入者は効果が得られないから、もっともっとと高額な教材に次々と手を出してくれるので、いいカモ。

もし高額だけど購入・参加したいものがあれば、まずは同じようなテーマの安い本や無料のビデオや記事などを見て、実践してみることをおすすめします。

その上で、やっぱり高いお金を出しても学びたいと思うのか、
そうではないのか考えましょう。

販売者は高揚感を与えるセールスが上手なので、その場で妙な興奮状態になり、深く考えずに購入してしまうこともあるかもしれません。

(私も海外のコースで経験があります…大失敗!高い授業料になりました)

「◯◯日までに申し込めば◯%引き」などの言葉に踊らされず、
10日間、1ヶ月たったあと、時間が経って落ち着いて考えても必要と思えるのか?を考えた方がいいです。

本当に必要なものなら、割引価格で購入しなくても金額に見合った満足感があるはずです。たいていの商品は、また割引価格で販売するときがありますし、急ぐ必要はないでしょう。

高いものほど期待したほどの効果がないと、ネガティブな感情に引きずられて、

「許せない」「騙されて悔しい」といった気持ちが出てきます。

これって本来なら必要なかった感情ですよね?

無駄に自分のメンタルと大切なお金を消費する前に、
「本当に今すぐ必要なのか」をぜひ考えてみてくださいね。

<理由5:モチベが下がって継続できない>

第五に、続かないこと。これは2番目の問題とも関係してきます。

本を読んだり、ビデオを見た直後はモチベーションが高くても、
そのモチベーションはしばらくすると下がってきます。

表面的に1週間だけ続けても、本当の意味での自己改善はできません。
プロセスの途中であらたに取り組まないいけない部分を発見することもあります。

飽きっぽい人は、「続かないのはなぜ?」と自分に聞いてみてください。
性格的なものだったり、環境だったりいろいろな理由があると思います。

また、「自分では思っていたほど本気で自分で変えたいと思っていなかった」という場合もありますよね。

単なる意識高い系にならないために、

「自分がどう変わりたいのか」
「何が足りないのか」
「どこをどう変えたいのか」

といったことをできるだけ深く考えてみてください。

しっかりとした目的意識をもつことで、モチベーションや取り組む姿勢も変わってきますし、無理やりではなく自然と長続きするはずです。

その結果、その場限りでも表面的でもない自己改善になります。

目的を忘れず、少しずつ。理論+実践!

<今日のジャーナルお題>

ジャーナリングは自分を見つめ、成長していく上で欠かせないもの。

モーニングページのように、ただただ頭に浮かんだことを書いていくのもいいですが、
習慣になるまで「面倒」「書くことがない」という人もいると思います。

毎回記事の最後は記事テーマに関連するジャーナルお題を載せています。

今日のお題は、

「自分が変えたいと思うこと」

・自分のどこが嫌?
・どこをどう変えていきたい?
・数ヶ月後、数年後にどうなっていたい?
・目標に到達するために足りないものは?
・自分を変えるために必要なことは?どうすればいい?

普段ジャーナリングをしない人も、数行やリスト的な感じでもいいので
ぜひ書いてみてくださいね。


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