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”ADHD”という特性を持つ人間が世界を常に作り変えてきた。 ~ADHDの理解が成果の最大化に繋がる~

どうも、考え事は歩きながらします Chiaki です。

今回は、ADHDについて話していこうと思います。

皆さんは「ADHD」って聞いたことありますか?

昨今は書籍や動画媒体、テレビ二ュースでも耳にするようになったので、
聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

しかし世間一般では、まだまだ悪いモノであると捉えられていますよね。

今回の記事でも詳しく話しますが、このADHDという性質は全く悪者ではないんですし、むしろ物凄い才能であるという事を皆さんには理解していただきたいです。


知っている人も多いかも知れませんが、

「成功したビジネスリーダー」や「起業家」に多い特性の1つに挙げられているんです!

けれども詳しく知っている方は少数だと思うので、

今回は「ADHD」の特性の説明 と ADHDの改善する方法 について話していきたいと思います。

はっきり言うと、これを知らないとしていると思います。

なぜなら、

⭐️「人は多かれ少なかれ皆、ADHDの特質を持っている」

からです。

そしてこの特性が強く出る人が、俗に言われている「ADHD」に該当します。

まずは、ADHDの説明をしていきます。

→注意欠陥・多動性障害とも呼ばれ、注意散漫(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)といった症状が見られる障害のことです。  

ポイントとしては、3つあります。

1、「注意散漫」(自らの注意が定まらない)

例)仕事などでケアレスミスをする、タスクを順序通りするのが苦手、忘れ物が多い、時間管理が苦手 etc

2、「多動性」(落ち着きが無い)

例)貧乏ゆすり、ジッと座れない、目的の無い行動が多い etc

3、「衝動性」(思考せず、発作的に行動する)

例)思ったことを直ぐに口に出す、衝動買いが多い etc

これらに心当たりや、他人に指摘などされた経験がある人は、

ADHD傾向が強いです。他にもADHDと診断された方含め、集中力に課題を感じている方には、この3つのそれぞれの「改善」が重要になります。

じゃあ、何すれば良いのか??
また難しいことでしょ?

と思った方には、朗報ですね

実はこれらを改善する方法とは、非常にシンプルな行為です。

それは、、、、

⭐️『20〜30分の軽い有酸素運動』です。


いやー、自分でも驚くくらいシンプルです。

では、実際取り組んだ場合、どのくらいの効果があるのか?
気になる人もいると思うので、説明していきたいと思います。

例1)ミシガン州立大学のアラン・スミス教授の幼稚園児から小学校2年生の児童200人に、12週間にわたって登校前に有酸素運動させる実験。

<結果>

・運動プログラムに参加したすべての子どもが算数の学力や国語力がUP、脳機能の向上が確認できた。

・運動プログラムに参加したADHDの症状を持つ子どもは、健常な子どもよりもはるかに脳機能の改善が見られた。

※補足

スミス博士は「今回の研究は、ADHDの症状を抱える子どもにとって、座学よりも体を動かす方がはるかに症状の改善に効果的であること示しています」と述べている。

また、スミス博士は小学生に「8週間にわたって毎日26分間の運動」を行わせたところ、「ADHDの症状が和らいだ」ことも確認しています。


例2)ブラジルのモジ・ダス・クルーゼス大学とサンパウロカトリック大学の合同研究チームのADHDの患者を対象に実験。

(運動がADHDの症状に与える影響を統計・分析し定量化に成功した。)

(実験内容)被験者に5分間のランニングをしてもらい、ランニングの後にゲームをプレイさせて、その結果を統計テストやポストホックテストを用いて分析するというもの。

実験は、10歳〜16歳の合計56名の被験者を

・「ADHDの症状アリでランニング・ゲームプレイの両方参加(グループ名:GE-EF)」

・「ADHDの症状ナシでランニング・ゲームプレイの両方参加(GC-EF)」

・「ADHDの症状アリでゲームプレイのみ参加(GE)」

・「ADHDの症状ナシでゲームプレイのみ参加(GC)」

4つのグループに分けて行われた。

<結果>

ランニングの後にゲームをプレイしたADHDの症状を持つ「GE-EF」のグループは、ゲームプレイのみ参加したADHDの症状を持つGEよりも、

35% 高い数値 を記録しました。つまり、ゲームの前に運動を行うのと行わないとでは、

運動したほうが約35%ほど良い結果をもたらすということです。


子供と大人共に、苦労し、悩んでいる人々からすると参考になる結果では無いでしょうか?

私もこれを知ってからより運動に意欲と活力が増しました!

そして、

なぜ効果がこんなにもあるのか?については

ハーバード大学のジョン・レイティ准教授もこう述べています。

<軽度の運動であってもADHDの症状を改善する効果がある原因について>


「運動によって気分が高揚し認知能力が高まるのは脳内にテストステロンやドーパミンが放出されるからで、

これは(ADHDの治療薬として投与されている)アデロールのような興奮剤と同様のメカニズムだと考えられます」


これすごいと思いませんか ?!?!


軽い有酸素運動をするだけで

・ADHDの症状の改善

・認知機能の向上

(例:記憶力、論理思考力、言語能力、意思決定能力など)

・薬などや医療費の節約

などの色々メリットを手にできると考えれば、私は合理的にもコスパ最高だと思います。

今回は子供の実験結果ばかりを出しましたが、大人にも充分に効果は科学的に立証されています。

でも、あえて私は子供の実験結果を書きました。

理由は、、、

「大人や親世代などの子供の関わる人達に、ADHDを通して運動の重要性を持ってもらいたい」

からです。

私達はいつか死にます。

だからこそ、私達は何を残せるのか? どのうように周りの人達、未来の子供達、大人達に貢献できるのか? を考えて生きるべきだと思います。

このまま、ただ命を消費するのではなく、何か目的・目標の為に使ってほしい。

そして、効果的かつ、成果と人格を作り上げる為にも『運動』は、

人間の不可欠なモノだと思います。

<まとめ>

⭐️軽度の運動だけで、「集中力、ADHDの症状の改善」になる。

→運動時間は20〜30分で良い。週3〜7で、意識的に生活習慣に取り入れよう。3ヶ月以上継続 しよう。

最後まで読んでくださった方、誠に有り難うございます。

私は、「運動」で現代社会の多くの問題は解決・改善できると確信しています。

でも、なぜ現状全く運動人口が少なく、この認識が浸透しないのか?

原因は、『ビジネス』です。

アメリカの場合、ADHDの症状を緩和するために薬を処方された数は

2007年→2011年だけを見ても、3480万回→4840万回に増加しており、

近年、ADHD治療薬の市場は、「数十億ドル(数千億円)規模」にまで拡大してきているとのことで、

ADHD増加の背景に莫大な利益を上げる製薬会社の存在がある。

とも考えられますよね。

日本でも似たようなことが多くありますよね。

いつも人類自身が、人類の進化を妨げ、破滅に導いている現状に

いつになれば世界は真剣になるのでしょうか。。。。

今後も健康知識を積極的に書いていきますので、フォロー等お願いします!

フィードバックもほしいです!

(心の準備はできていますので、批判的意見もどんどんください)

それでは、また次回お会いしましょう。


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