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DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)を管理しないと、貴方の疲労はより増加し、脳の働きも大幅に低下します。 その改善方法はこちら。

どーも、chia self fitnessの Chiaです。

まず、この記事に来ていただき有難うございます。

今回は、現代の疲労の根源的原因である『DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)』について話していきたいと思います。

↓YouTube↓

今日の社会では、「勤労者の疲労の問題」は大きな社会的課題といっても過言ではありません。

そして、多くの人がこの疲労の問題について大きな勘違いと適切な方法を知らずに誤ったアプローチをしてしまい、逆に疲労の蓄積を加速させてしまうケースが多いです。

人によってはそのまま疲労の問題の改善を諦めてしまう人がいます。

これでは、健康的な人生からはかけ離れた状況を自ら呼び込んでしまいます。
それは決して好ましいことではありません。

そうならない為にもまずは『疲労に対しての知識』科学的に効果があるアプローチを紹介していきます。

今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。


○貴方の”疲労の正体と原因”

まず結論から言いますと、
私達の感じる疲労の正体とは、殆どが『脳疲労』です。

なぜなら私達は、知的生産や労働、他人との会話(言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションも含む)などでの交流で多くのエネルギーを使用するからです。
他にも、日々の小さな選択なども重ねると大きな疲労感を生みます。
つまり、私達の疲労とは『脳が感じる感覚』=『疲労感』 なのです。

そして、この脳の疲労感は ”肉体的疲労感にも大きな影響を与える” ことがわかっています。

もしかすると読者さんの中にも、物理的には全然動いていないのに、物凄く疲れている感覚を味わった経験や慢性的肉体的疲労感を感じている方がいるのではないでしょうか??

今現在これらに該当する方は、最後まで読まないと今後の貴方の生産性、メンタル、人間関係、収入などがどんどん悪化していくかもしれません…

興味を持たれた方は、ぜひ最後まで読んで、改善方法まで試してみてください。

(補足)
厳密に言えば、アスリートなどの高強度でのトレーニングや運動習慣がある方なら「健康的な肉体的疲労」は大きいと考えられます。
他にも、営業職などで一定量の歩行量がある方などもある程度の肉体疲労はあるでしょう。
しかし、長時間の座位状態や夜勤などの肉体的負担や疲労は、「不健康な肉体的疲労」であると捉えるべきである、と覚えていてください。


そして、今回の記事の重要点の1つですが、、、

⭐️この「脳疲労感」が強い人の原因は、大きく2つあります。

それが、、、、、

①選択肢が多く、迷っている時間が長い
②脳疲労の管理ができていない

この2つを説明していく上で重要になるのが、今回のテーマでもある
『DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の理解』です。

はっきり言うと、”DMN”を理解する事で、貴方の脳の疲労の管理能力は格段と上がり、これまで疲労感で苦しんでいた人はこれからの毎日を清々しい気持ちで過ごせることでしょう

そして、、

脳疲労が原因の”慢性的な肉体疲労感”や”脳疲労による思考力の低下など”の改善・予防する事も可能になります。


次の章では、DMNについて詳しく説明していきます。

○DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)を理解・管理しよう。

まず、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)を簡潔に表すなら、
「無意識化で脳が活動している状態」のことを指しています。

より理解しやすいように以下の2つの特徴を覚えていてください。

<DMNの主な2つの特徴>

1.何もせず、ぼんやりしている時にも脳は働いているという性質。

(脳の基礎的な神経活動を指す)

2.DMNの活動は、脳の総消費エネルギー量の60〜80%を占めているという事実。


この2つ特徴からわかる通り、

実は私達が頑張って仕事したり、思案し考えることよりも、”ボーッとしてたり、取るに足らない些細な事を考えてる状態の方が、脳の使用するエネルギー量は、圧倒的に多い”ということなんです。

少しショックであり、面白い事実ですね。

ですが、これまでの話の流れ的には、
『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)=悪者』、「面倒臭い奴」という解釈になりかねませんが、

そこは大きな間違いなので気をつけて下さい!!

⭐️デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)には、脳の情報を整理する働きがある事を強く覚えておきましょう。


つまり、集中する時としない時のメリハリを確実に私達の日常で構築することができれば、

デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の活動を意図的に管理・抑制することができれば、、、

⭐️大幅に『脳の省エネ』と『脳の情報整理』が実現可能になるということです。
つまり、我々の有限である脳の貴重なリソースを効率良く使えるようになり、新しいスキルや知識のインプットなどに脳のリソースを避けるというわけです。


現代のような”個人のスキルや能力の高さを求められる時代”からすると、

脳のリソースを効率的に使えることは、現代で生き抜いていく上で最重要な能力なのではないでしょうか?

それに今はかなり経済も不況です。


自らで副業(ブログ、Youtubeなど)を始め、生計を立てようとしようとしている人からしてもこのDMNを理解し、適切に管理する術を習得し、素早く成果を出せるようになるのは必要性の高い事ではないでしょうか?


では、一体どういった事をすればこのDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の活動を管理・抑制することが出来るのか?


それでは次の章では「DMNの活動や働きを効果的に管理していく方法」を紹介していきます。


○貴方の疲労を格段に改善させ、爆発的に生産性・創造性も高める”3つの最強DMN管理方法”


①瞑想(マインドフルネス状態を作ろう)を行う
瞑想の効果は皆さんも多くの媒体で見たこと、詳しく知っている人がいると思うので、簡潔にまとめます。

・『脳の認知機能が向上する』
・『EQスキルが向上する』
・『脳の神経可塑性が高まる』

より詳しく知りたい人は、この記事をどうぞ。

代表例)

・マインドフルネス瞑想
・歩行瞑想
・食事瞑想
・ムーブメント瞑想(ヨガ、太極拳など)

性格の特性により、向き不向きがあるので、まずは試して、できそうなものを継続しましょう。


②運動(スポーツ、筋トレも効果的)を行う

運動にも瞑想と同じく脳の「前頭葉」の機能を向上させる効果があり、他にも身体の循環(基礎代謝)の向上やストレス発散効果が高いです。

他にも数多くのメリットがあり、心身の健康を高めるので、人間には必須と考えられます。

強度や時間、頻度の目安は、、
・強度 = 少し息が上がる程度、またはそれ以上のレベルでの負荷が好ましい(早歩きの散歩などが代表例)
・時間 = 30〜60分(時間は強度レベルに関係しています)
・頻度 = 週4ー7回、1日1−2回

ざっくり言えば、

⭐️自分のできる範囲より少し緩い運動レベルで、30分以上、週4回以上行いましょう。

という認識でいてください。

詳しく効果を知りたい方はこの記事をご覧いただけると良いかと思います。


③目をつむる(深呼吸も一緒にやるとより良い)

これはきっと最も簡単ですし、個人的にも最もお勧めします。

先ほど紹介した瞑想をやる上でも、、

初めて瞑想をする人にとって、瞑想を継続させるのは難しいです。

なぜなら『己の身体の感覚や思考に意識を向ける』という感覚を掴むことが最も困難だからです。

これは、瞑想やマインドフルネス状態の経験が少ない人には特に難しくて、
瞑想の効果を実感することができず、やめていくケースが多いです。
(続かない理由の8〜9割がこの理由です)

なので、まずは、、、

「身体の感覚に意識を向ける」「自らの意識を管理する」という感覚を掴むの練習として、

⭐️3〜5分間 目を閉じみることにトライしてみましょう!!

する上でのポイントは、3つです。

①姿勢を正そう。(姿勢を正すと「自制心が強化される」)
→健康的視点から話すと、立位の状態の方が身体の循環を助け、身体へのストレスも少ないです。
でも、座位か立位かは個人の自由です。
②音楽は無し。(どうしても欲しいなら、自然音や聴き慣れた曲などで行いましょう)
→音楽を聴きながらだと、「マルチタスク」になるので避けましょう。
一回の効果量を高めたい場合は、必ず音楽無しで行うことを推奨します。

勉強等でも、『シングルタスク』を心がけるだけで、勉強の効率は格段と向上しますので、ぜひ心がけていきましょう。
③自然の中、緑の多い場所で行う。(可能なら)
→この方法は「ストレス解消を促し、より意識に没入しやすい状態」を作る為に効果的です。
(私も可能なら必ず自然の中で瞑想を行うようにしています。運動も公園で良く行います)
これに関しては、人の目を気にしやすい人やそのような環境無いというケースがあるので、可能な限りで結構です。

ちなみに、観葉植物の近くで行う瞑想の方が、普通の瞑想よりも効果が高くなりやすい研究報告もあるので、ぜひ試してみましょう。


○最後に

今回は、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)について話しました。

最後に今回の内容を軽くまとめると、、、

1、感じる疲労感や慢性的疲労は、実は脳疲労が原因かもしれない。
⇨なぜなら、「疲労感=脳が感じているもの」で、基本的に勘違いだから。⇨⭐️DMNは、脳のエネルギー消費量の70〜80%を占めている。
2、DMNを管理できると、「脳の省エネ」と「脳の情報整理」が効果的に行え、身体の疲労を格段に改善でき、脳の認知機能を最大限発揮でき、なおかつ脳機能の成長も期待できる。
3、DMNを管理、効果的に活用するには
①瞑想を行う(マインドフルネス状態を作る)
②運動を行う(早歩きくらいのレベル)
③目をつむる(姿勢良く、音楽無し、緑の多い場所で)


そして最後に、皆さんに伝えたいことがあります。


「あなたの人生は、誰かの人生に大きな影響を与えます。
それは結果的に自らの人生にも大きな影響を与えます。

己を最大化・最適化することで、
己の成長・幸福等は手に入れることができます。

そしてそれは社会への貢献でもあります。」


なので、ぜひ今回の記事で紹介した方法を試してみましょう。


最後まで閲覧ありがとうございます。

あなたとまた次回会えることを楽しみにしています。

それでは。

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