怒りの感情と上手に付き合うには?
あなたは、予定どおりいかなくて、イラっとしたことは、ありますか?
例えば、
冷蔵庫に高級プリンが1個残っていて、楽しみにしていたけど、家族に食べられてしまった
なんてことがあったとします。
これにイラっとすることは、あるかもしれません。
食べることを本当に楽しみにしていたのに、それがなかった時の残念さは大きいと思います。
楽しみにしていたことがなくなってしまい、予定が狂ってしまったのです。
では、なぜ、予定が狂うとイラっとするのでしょうか?
私たち人間には、“戦うか”、“逃げるか”という反応システムがあります。
“予定が狂わされた”という事象があった場合、
“撃退しないと”
と反射してしまうのです。
この反応システムは、大昔の人類の時代から備わっているものです。
狩猟時代にさかのぼると、猛獣が目の前に現れた時、“戦うか”、“逃げるか”とっさに反応し、判断していたのです。
それが現代でも、残っていると言われています。
“予定が狂わされた”という事象があった場合、”戦って撃退しないと”と反応していたのです。
でも、そんなイライラを相手にぶつけたとしても、その怒りはおさまらないかもしれません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
第一感情を受け入れると、いいと思います。
怒りは第二感情と言われています。
第一感情があって、第二感情がわくのです。
第一感情は、恐れや、悲しみ、残念さ、がっかりなどなどです。
今回の事例では、楽しみにしていた高級プリンが食べられて、とてもがっかりし、残念さがあったと思います。
それが第一感情で、第二感情である怒りがわいた
と思われます。
第一感情に気付けたら、それを受け入れるのです。
『とても、残念だったね。がっかりしたね。楽しみにしていたのにね』
と、心でつぶやいて、受け入れていきます。
そうしていると、怒りもおさまってくるものです。
こんな感じで、イラっとしたポイントがあったら、第一感情を想像し、受け入れる
これで、怒りもおさまるかもしれません。
そして、他人が怒っている時も、第一感情を想像し、共感する
これで、相手のイライラも少し落ち着くかもしれません。
怒りの感情と上手に付き合って、ストレスフリーに生きていけるといいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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