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いきなりわく怒りの感情の対処法

あなたは、最近イライラしたり、腹が立つことは、ありましたか?

怒りの感情は肉体のどこで感じているのでしょうか?

『腹が立つ』

という言葉があるように、怒りはお腹に出るのです。

怒りは、二次感情と言われています。

二次感情ということは、一次感情があります。

それは、不安、恐れ、心配、辛い、イヤだ、悲しい、寂しいなどの不快な感情です。

それらの「第一次感情」が「心の器」に一杯になると、突然怒りという「第二次感情」が、あふれ出すのです。

怒りが強いと、自律神経が乱れて、心拍数や血圧が上昇すると言われています。

いわゆる『頭に血がのぼる』とか『顔を真っ赤にして怒る』

といった状態になるのです。

怒りは、あってほしいものがない時にわく感情とも言われています。

例えば、

車を運転していて、後ろから突然『ピピーッ!!と』クラクションを鳴らされたとします。

大きな音で、最初はビクッとするかもしれませんが、そのあと、怒りがわくはずです。

『何だよー!、いきなり、うるさいなぁ』

という感じです。

その怒りの感情の一次感情としては、“恐れ”だと思います。

後ろから、突然追突されて、事故になったら恐い という恐れです。

その恐れがピークに達して、二次感情である怒りがわいた

と考えられます。

そして、そこにあってほしいものは『安全』とか『安心』だと思います。

あってほしい『安全』や『安心』がないから、怒りがわいたと考えることができます。

怒りというものは、突然わきます。

わいてきたら、それを外側にぶつけたくなるものです。

ぶつけることができない時は、我慢すると思います。

我慢しすぎると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

それは、よくないので、まずは、6秒〜10秒待ちます。

怒りのピークは6秒程度と言われています。

ですので、心の中で、6秒〜10秒 数えます。

怒りが落ち着いたら、あってほしかったものを考えます。

先ほどの事例のように、『安全』や『安心』がほしかったことに気づいたら、それを受け入れます。

「『安全』や『安心』を大事にしたかったのに、恐れがわいたね。。。怖かったね」

という感じで、心でつぶやいて、自分の気持ちを受け入れるのです。

受け入れることができた頃には、怒りの感情は消えているかもしれません。

ということで、怒りがわいたら、自分の本当の気持ちを受け入れるチャンスかもしれません。

自分の本当の気持ちを大事にしながら、感情に振り回されることなく、安心して生きていけるといいですね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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