"個のスキル”　とは？

Ivn

2019年5月25日 13:59

今回は最初の自己紹介で何度も使っていた　”個のスキル”　について深堀りしていきます。

～個のスキル～

概念・・・一対一で勝つスキル

これをさらに細分化していくと、

①ボールを運ぶスキル

②点を決めるスキル

③ボールを奪うスキル

という風にカテゴライズすることができます。

では、さらに深掘りしていきます。

～①ボールを運ぶスキル～

・ドリブル

・キープ

～②点を決めるスキル～

・シュート

～③ボールを奪うスキル～

・ディフェンス

3つの要素はそれぞれ別々のスキルですが、実はかなり密接に関係しています。これだけの説明だと、どう関係しているのかわからない部分があると思うので、簡単な例を挙げていきます。

例）

～①のスキルが最も強みな場合～

・・・DFはドリブルやキープに対して警戒心が強く働くので、抜かれることを恐れてOFと距離をとってしまう。そうなることで、②のスキルの成功率が高くなる。

～②のスキルが最も強みな場合～

・・・DFはシュートに対する警戒心が強く働くので、シュートモーションに対して過剰に反応してしまう。そうなることで、①のスキルの成功率が高くなる。

～③のスキルが最も強みな場合～

・・・OFからボールを奪える機会が増えるので、OF側からしたら点を取りづらい状況になる。DF側からしたらボールを保持する時間が増えるため、失点のリスクを減らしつつ、①・②のスキルを発揮できる時間と回数を増やすことができる。

上の例を見ていくと、一つのスキルが強みなだけでもかなり有利にプレーすることができるのがなんとなくわかると思います。では、もしこれが三つ全て高いクオリティでプレーすることができたらどうですか？相手チームからしたら、これほど脅威な存在はないですね。メッシやアザール、C・ロナウドのような選手を見ればわかると思いますが、世界で活躍して有名になる選手は、決まって個人でも決定的な仕事ができる選手です。　”個のスキル”　とは、それほど試合を決定づけてしまう能力と言っても過言ではないと僕は思います。