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【ディープかごしま】#006 奄美の極上ビーチレストラン「Kulu-Kulu」

(写真・文:勝 眞一郎)

奄美大島北部の笠利町。用安集落にあるレストラン Kulu-Kulu(クルクル)。親しい友人が島に来るとご案内するお店の一軒だ。
大阪で17年イタリアンのお店をやっていたヒロさんが、奄美に移住して始めたお店。ヒロさんは、サーフィンでたびたび奄美を訪れていて、この土地が気に入ったのだそうだ。奄美の土地は世界中から素敵な人を吸い寄せる。

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このお店の特徴は、まず何と言ってもロケーション。(ヒロさん、スンマセン。)目の前がサンゴ礁の広がる海。天気のいい日は写真のようなリゾート感あふれる景色。

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ランチもディナーもアウトサイドのテーブルでもOKなので、夕暮れ時のマジックアワーから夜にかけてを外で楽しむのもオススメです。美しい景色に感動してマジ泣きます。
もちろん、室内もウッディーなインテリアと落ち着いた雰囲気の照明で南国気分を味わえます。

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Kulu-Kuluの魅力は、もちろん料理。島に来たからには島の食材をふんだんに使いたいということで、ヒロさんが島の生産者たちに会って集めてきた島の食材に出会うことができます。島に住んでいる私でも知らない食材や、知っているけどこんな食べ方があるんだと、とても勉強になります。

例えば、ドラゴンフルーツの花芽のフリッター。食感が面白く、味はあっさり。大きくなると白くて大きな花を咲かせる花の芽が食べられるなんてビックリしました。
サラダは、近くにある「くすだファーム」のオーガニック野菜たち。新鮮で、大地のエネルギーがあふれていて、美味しいのです。

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タンカンの季節にはソースにタンカンを使い、パッションフルーツの季節にはドレッシングにパッションフルーツを使う。奄美の旬をお皿の上で表現しています。

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魚や貝、島豚など地元の食材を使ったメニューは、シーズンごとに変わってくるので、行くたびに発見があります。この日は、新鮮な島豚の血を使った自家製ソーセージ「ブーダンノワール」もありました。赤ワインとベストマッチで癖になりそうです。

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ピザはふんわりモチモチの生地で、種類がいくつかありますが、どれも美味しいので、必ず頼みましょう。

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パスタももちろん絶品。クリーム系もオイル系もあります。

そして、忘れてならないのがドリンク。ノンアルコールだとスリランカの高級フレーバーティー「ムレスナ ティー」。いくつかのフレーバーを揃えているので、是非飲んでみてください。ホットでもアイスでも美味しいです。

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ビールは、ハートランドや徳島の上勝町のクラフトビールが揃っています。循環型地域社会を目指す上勝町は、ゴミを徹底的にリサイクルするゼロ・ウェイスト(ゴミの無い)を目指す町。わたしたちSELFともつながりのある町です。このビールも地元の資源を使って作られている人気の商品。そして、海外からも注目されているように超うまい。鹿児島に住む友人たちから「何でKAMIKATSUビールが奄美で飲めるんだ?」と羨ましがられます。それは、もちろんヒロさんの仕入れのチカラです。

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さらにワインは、自然派ワイン(ヴァン・ナチュール)を赤、白、ロゼ、オレンジと取り揃えているので、毎回選択に迷います。結果的には、どれを飲んでも美味しいので後悔はしません。もちろん、泡も美味しいですよ。

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夜のお店の外側も素敵です。晴れていれば満点の満天の星空に天の川。照明に照らされるバナナの葉を見ながら、ゆっくり宿に帰りましょう。

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9月30日までの鹿児島県「まん延防止等重点措置」の期間はお休みしております。

その後も新型コロナウイルス感染症対策で、営業時間が変更になったりするので事前にお電話でご確認をお願いします。

「Kulu-Kulu  Seaside Kitchen」
鹿児島県奄美市用安1257-12
080-9108-8784


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Instagram https://www.instagram.com/kulukulu/?hl=ja


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