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【SELFの本棚】#56 センス・オブ・ワンダー レイチェル・カールソン著 

知識詰込み型で画一的な教育がAIの登場でいよいよ終末期を迎えています。中学生のカリキュラムに「総合的学習の時間」が新たに加わったり、STEAM教育の中でもA(Art)の重要性が注目視されています。 レイチェル・カールソンは、アメリカのベストセラー作家であり、海洋生物学者でもあります。1964年に亡くなりました。彼女の著書の中でも有名なのが、化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした『沈黙の春』という作品です。

【SELFの本棚】#55 こどもを野に放て! 春山慶彦 編著

(文:SELF編集部 かつ しんいちろう) 登山アプリで人気のYAMAPの創業者・春山慶彦さんと、3人の論者との対談集。特に第一部の養老孟司先生との対談をとても興味深く読みました。 私たちの命は風景・風土と一体であるという重要な感覚が、最近の全国的な都市化と都市的生活によって失われつつあるので、ある期間は地方で生活する『逆参勤交代』は、なかなか面白いなと感じました。 養老先生は対談の中で、子育てについて外界にあるものを感覚で捉え、脳で認識し、その結果身体を動かしてアクシ

【SELFの本棚】#54 豊岡メソッド 大崎麻子/秋山基 著

兵庫県北東部に豊岡市という人口7万7千人の市があります。温泉地の城崎や出石蕎麦、カバンの産地として有名ですが、近年では「人気移住先ランキング第1位(2020年 SMOUT調べ)」や「住みたい田舎ランキング第1位(2023 宝島社調べ)」でも有名です。 若者が移住したくなる要因の一つが「ジェンダーギャップ解消の取組み」です。それ以外にも「深さをもった演劇のまちづくり」など他にはない取り組みを進めています。

【SELFの本棚】#53 奄美でハブを40年研究してきました。 服部正策 著

奄美大島の南部、瀬戸内町に東京大学の医科学研究所 奄美病害動物研究施設があることは、あまり知られていません。実は歴史は古く、120年余りもある東京大学では日本最南端の施設です。 古くはフィラリア症やハブ咬傷の治療法の開発等で成果をあげてきた拠点です。そこで2年前まで活動していた服部正策先生が、これまでの活動をまとめた本です。

【ディープかごしま】#27 雅咲亭(がしょうてい)

畜産のイメージの強い鹿児島県ですが、実は養殖うなぎ生産量日本一なのです。 国内で流通する養殖うなぎのなんと4割が鹿児島県産。

イノベーションを社会実装するための5つの視点

(SELF編集部:かつ しんいちろう) SELFでは持続可能なプラネット(地球)に必要な社会変容について考え、活動しています。いいアイデアも実現可能性が無くてはただのアイデアで、実現可能であっても熱量が無ければ社会実装は叶いません。 イノベーションが社会実装されるためには、5つの視点が重要であるというお話を伺い、この構成は資源利活用、防災技術、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、ブルーカーボン、ゼロカーボンなどあらゆる社

『薩摩大学』第四講:『美しい経済の風景』づくりに向けて -書籍づくりを通して考える地域企業のこれから

去る2023年11月3日、鹿児島県庁最上階コワーキングスペースSOUUにおいて、薩摩大学第四講が開催されました。 今回の登壇者は、一般社団法人リリース共同代表 風間美穂(かざま・みほ)氏、SELFから代表理事の古川と野崎の3人。 まずは、リリースの活動について風間氏から紹介がありました。カンファレンスや地域企業への伴走型支援、ラーニング・ジャーニー、そして出版など。 地域企業を大切にする経済、CBC:Community Based Company の考え方には、わたしたち

【がごしま選手名鑑】#017 株式会社Obama Village 代表 有村 健弘

10月初旬のある晴れた日。錦江湾のもっとも奥、霧島市隼人町小浜地区に建設中のObama Village(小浜ヴィレッジ)を訪れ、この村の村長である有村健弘(ありむら・たけひろ)さんにお話を伺いました。 広いですね!広さはどれくらいあるんですか? 村内の建物はデザインも天井高もそれぞれに個性があるのですが、それは何か理由があるのでしょうか?

『薩摩大学』第二講:地方企業の新・人材獲得戦略 -NewsPicks社長を辞めて地方に賭けるワケ-

去る9月21日に開催された『薩摩大学 #2』のレポートです。 テーマは、【地方企業の新・人材獲得戦略 -NewsPicks社長を辞めて地方に賭けるワケ-】 そう題した場には、リアル会場には70名近く、オンライン参加者も30名を超えて、計100名以上が参加。約50社の経営者が集まって、坂本さんを迎え討ち(ちょっと表現おかしいw)、アツい議論を交わしました。 「安定した事業を持ち、地域社会からの信頼も厚い、そんな企業だからこそ出せるインパクトは多くのスタートアップとは比べも

ケミカルリサイクルによる世界平和の目指し方

(写真・文:SELF編集部 かつ しんいちろう) 去る2023年8月26日、鹿児島市天文館にある「そらのまちほいくえん」に株式会社JEPLAN(以下JEPLAN)岩元美智彦会長をお招きし「ケミカルリサイクル研修会」を開催しました。 JEPLANは、金属などの無機物のマテリアル・リサイクルと有機物のケミカル・リサイクルを行なっている会社です。この日は、鹿児島市出身の岩元会長のこれまでの挑戦と、これからの挑戦、そして鹿児島の人たちへのメッセージを伺いました。

フードロスで資源循環を実現する「みんなのねんど」

(文:SELF編集部 かつ しんいちろう) 去る2023年8月26日。鹿児島市天文館にある「そらのまち保育園」に「みんなのねんど」を開発、教育実践を行なう株式会社まゐらすの伊藤慶子社長をお招きし「フードロスでワクワクドキドキの資源循環研修会」を開催しました。

オランダ・サーキュラーエコノミー ツアーレポート#001 「アムステルダムの政策」と「水辺」

(レポート:川畠康文) 先日、「サーキュラーエコノミー実践」の著者である安居昭博さんによるオランダでのサーキュラーエコノミー研修を一番の目的として、オランダに行ってきましたので、そのツアーレポートを書いていきたいと思います。 まず初めに「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」とは何かの解説。 上の図は一番左が「リニアエコノミー」こちらは原材料→製造→使用→廃棄という流れの従来型です。いわゆる使い捨て。そして真ん中が「リユース・エコノミー」こちらは使われた後に全て廃棄する

文明xTransformation:人と自然の相互関係を屋久島から考える 〜進化の観点から文明の再考〜

 今年屋久島は世界自然遺産登録30周年を迎えます。九州で最も高い山を有する標高差から生まれる生物の多様性。そして雨が降り、森から川、そして海にまでつながる、水のめぐりを肌で感じれられる自然の近さ。人の暮らしと自然環境との関係性が問われている今、改めて屋久島という島の重要性が増しているように思います。  今年の文明セッションは、そんな屋久島に関係の深い3名で行います。若かりし頃は屋久島で猿の研究に明け暮れていたと仰る、ゴリラ(人類進化)の研究で著名な山極先生。日本のファシリテー

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