やり残したことがない人生

先日、叔父の葬儀に出席しました。

仕事人間で、余命が分かったときから、最期まで仕事をしたいと言っていたとおり、

入退院を繰り返したものの、今月も復帰する気でリハビリをしていましたが、突然、昏睡状態になり、命の炎は燃え尽きました。

棺には、また明日から出勤できるようにと、スーツが納められました。

良い人生だったね、元気でね、

平均寿命よりは随分早かったけど、みなで気持ちよく見送りました。

いろんな逝き方があると思います。

やり残したことがない、わたしも目指すところ。

そして、家族が見送ってくれたら、充分です。

叔父は、仕事も全力投球なら、家族にも精一杯の愛情を注いでいた。それは、見送る家族の言葉からしか分からない。

いい葬儀でした。

寿命を全うするって、そういうことだなって、思いました。

人生で誰から見て偉業を成し遂げるとか、そんなの分からなくて、

気にかけることは、そんなにないな、

シンプルに、生きよう。