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lesson8(TR編):接客を受けるトレーニング《スタッフ育成向上講座》
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販売員という仕事は、お客様に商品を売るのが主な仕事です。
特にコンサル型接客と呼ばれるような『しっかり接客をして商品をオススメし販売する』ようなタイプの店では、接客という要素がとても重要になります。
しかし、ここである問題が起こっています。
それは、接客をして商品を売るはずの販売員自身が接客を受けてきていないという問題です。
昔の小売業は、今ほど店の数も多くはなく、ネットも発達しきれていなかったので、お客様が店で買う意外の選択肢があまりありませんでした。
店側も接客するのが当たり前で、かつお客様も接客を受けて買うのがほぼほぼ当たり前だったために、販売員になる多くの人が接客を受けて育ってきていたのです。
しかし、この10数年でこの流れは大きく変わりました。
セルフ型と呼ばれる、販売員から声をかけるような接客をするのではなく、お客様が自分で商品を選んで自分で購入するような店が増えてきたこと。
ネットの発達により、接客を介さなくても商品を買えるようになってきたこと。
などなどの理由から、お客様自身も余計な接客は望まなくなってきたことで、接客をほとんど受けたことがない人が販売員になることも増えているのです。
そうした人たちが、接客をしっかりするようなコンサル型の店で働くようになって起こるのが「良い接客を知らないままに接客をしてしまう」現象。
これを解決するためには、本人たちが接客を受けないことには始まりません。
そもそも、まともに接客を受けたことのない人が接客でモノを売ろうなんて土台無理のある話なんです。
ということで、今回は接客を受けるトレーニングについて解説していきます。
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