映画 「コンパートメントNo.6」
恐らくテレビやネットでは途中で見る事を止めていたと思う。
映画館(拘束された映画を見るだけの空間)で見たからこそ、たどり着けたラスト。
前半は主人公の優柔不断さにイライラしたり、粗暴な彼の態度が分からなかったりした。
しかし、徐々に物語と自分が重なり合う。
彼女は来ない。彼は来る。
彼女は心を放置する、彼は心を満たしてくれる。
本当の優しさと思いやりは、そういう事なのだ。
「そのタイミング」で満たされることは、とても大事。人生で。恋愛で。
彼女と彼がこの後どうなったのか気になるが、映画の中の夢としておこう。
そして、私の心はまだ映画でちゃんと温まるらしい。自覚して微笑みが続く。
月夜のたまさん、こちらの作品を教えてくださりありがとうございます。良き時間を過ごせました。
↑ 映画中で久しぶりに聞いた。懐かしい。