進め、受付番号426番
ひとつ歳をとった。自分におめでとうを言おう。
40歳の頃、母に「これから人生で楽しい事はあるのか」と問うた時、「無い」と即答された。「無いの?」と再度聞くも「無い」と。親の優しさのかけらも無い無慈悲な言葉だ。ちょっと酷くはないか。。
この言葉に長く縛られていたのだが、現在はいくらなんでも「無い」って事はないだろうと思っている。楽しい事はたくさん経験したし、まさかの坂も越えてきたつもりだ。
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少し前に、定年になって会社を辞めたらママは何をするのかと娘に問われた。即答できず孫の面倒でもみようかねえと、妙に年寄りっぽい本気では無い言葉が出た。娘が少し戸惑っていた。
大丈夫、あなたに迷惑はかけないよ。
誕生日だ。そんな日に私は「整形外科」にいる。周り中、年配の方ばかりだ。自分もその中に馴染んでいるだろう。50肩だ。50肩でありますように。
50代はそうして進んでいく。
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426番?426?死(4)に(2)向(6)かう??くそう。