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LOTUSの歌詞のように

昇格面接のお知らせが来た。赤紙のようだ。
事前に提出済みの業務内容書にそって、質問されるから、それに答えればいいのだが。

本気で、年齢を重ねた女を役職にしようと思っているのだろうか。規程に従った形だけのためなら、もういいじゃないかと思ってしまう。

正直、私はそのルートから降りたい。
時期が過ぎたのだ。その時期に私は乗れなかったのだ。不器用だったから。力量が足りなかったから。

それを自覚して、いや、自覚させられていく間は、やはりそれなりに辛かった気もするが、業務に追われながら静かに気持ちを収めてからは、楽に日々を過ごせるようになった。折り合いをつけたというか。枯れた、というか。

そして、、よく笑うようになった。笑うようになったら、しつこく面接のお知らせが来るようになった。
お知らせが来るたびに、ほんのりあの当時の無常感を思い出してしまう。そして、苦笑い。
爆笑上司よ、もう何度も推してくれなくてもいいんだよ。

もういいんだって。本当に。
さらばだよ、サラバ。(本心は自分でも不明)

※正直このMVはどうかなと思う。いい曲、歌詞なのに集中できない・・