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SNSとラーメンで師匠に出会った

モノを作りたいと思ったとき、どうやって実現しようか?まず気になったことといえば「お金」のことである。
モノづくりってどのくらいお金がかかるのか?どうやって商品価格を決めていくのか?プロジェクトの進め方は?それも結局お金がかかるよね??
一匹鳴くと大合唱になる蛙がごとく、次から次へと疑問が浮かんできた。インターネットで検索するも、情報に溺れ気味になる。そこでふとある人の顔が浮かぶ。SNSで知り合った御仁である。なにかモノづくりに造詣が深そうだったな..と。

早速、コンタクトをとってみると心良く面談に応じてくださった。非常にぼんやりとしたアイデアに対してもフィードバックをくださった上に、目下の課題であるモノづくりのお金に関する疑問を含む、一連の流れがわかる良書を紹介してくださった。それが下記。

メイカーとスタートアップのための量産入門

アイデアから試作、企画書への落とし込み、発注、発注先の視察方法など、商品化プロセスが詳しく紹介されていて、私のようなモノづくり初心者には非常にありがたい本である。単に説明があるのではなく、リアルな商品作りを例に挙げてプロセスを流してくれるのが理解を深める助けになる。

さて、この本を紹介してくれた御仁にはこの後も幾度となく助けていただくことになる。以後は師匠と呼ばせていただく。
師匠との出会いはラーメン屋であった。昼食に入ったラーメン屋で何気なくラーメンの写真と共にTweetしたところ、カウンターで隣りに座っていた方から「これは貴方ですか?」とTwitterの画面を見せられたのだ。一瞬「???」と混乱したのだけれど、以前からフォローしていた方が偶然にも隣りでラーメンを食べていて、タイミングよくアプリを確認していたと言うのがわかって驚きと何か嬉しさを感じた。私が住んでいるのはアメリカで、たまたま入った店で同じ日本人に会う(ラーメン屋という好条件だとしても)のは嬉しいものである。加えてオンラインの関係だったのが急に現実世界で繋がると言う、とても面白い瞬間であった。
ラーメン屋の後、カフェに移動して色々話をさせて頂いた。その時の会話が、モノづくりの悩みの中で像を結んだのである。

プロジェクトが進むにつれて、第二、第三の師匠が登場するが、プロジェクト初期に一気に試作を進められるようになったのは、この第一師匠あってのことである。

SNSに食事の写真をあげてどうするねん!と言うご意見もあろうかと思いますが、何がどんな縁になるとも知れないなぁと思うのである。

次はまた師匠に助けて頂いて試作環境を作るとこを書いていこうと思います。

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