見出し画像

お風呂の楽しみ「入浴剤」

入浴剤は、配合成分によって色々な種類があります。

重曹や炭酸ナトリウム等の「無機塩類系」

まずは「無機塩類系」。炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)、塩化ナトリウム(食塩)などが主成分の製品です。

塩類は肌表面のタンパク質と結合して膜を作るので湯冷めしにくく、冬や冷え性の人にはぴったり。重曹や炭酸ナトリウムは皮脂を乳化して洗い流す働きもあります。

シュワッと泡立つ「炭酸ガス系」

「炭酸ガス系」はシュワッと発泡するタイプが有名。湯に溶けた炭酸ガスが皮膚に吸収されて血管を広げ、血流が増えることで新陳代謝を高めます。

お湯からガスが抜けると効果が薄れるので、溶かしたら2時間以内に入浴するようにしましょう。重曹とクエン酸で手作りもできます。

草木のパワーを貰う「薬用植物系」

「薬用植物系」は植物の薬効を利用したもの。冬至のゆず湯や5月の菖蒲湯もこれですね。

配合成分によって効果は様々なので、自分の肌質や体質に合った製品を選ぶようにします。

その他にも色々

酵素系
タンパク質分解酵素などを配合した酵素系の入浴剤は肌の汚れを酵素の働きで無理なく取りのぞきます。

清涼系
メントールを配合して湯上がりにひんやり感を出し、炭酸水素ナトリウム(重曹)で肌をサッパリさせます。夏向きの商品ですね。

保湿系
セラミド、米発酵エキスなどの保湿成分や、スキンケア効果のあるオイルが配合されたタイプです。乾燥する季節に人気です。

湯でふやけた角質は各種有効成分が浸透しやすく、オイルがまんべんなく体を覆うことで肌の乾燥や、乾燥が原因の痒みなどを和らげることができます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?