ぬめりけ

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少年のアビス感想—ドロップアウト読者の失望と恥のかきすて

注意書き ※本記事は『少年のアビス』に対する、キャラクターではなく作品そのものへの不満が描かれています。そして普通にキャラクターについてもネガティブな感情が描かれておりますので、作品のファンの皆様、特に峰岸玄ファンの皆様におかれましては、閲覧注意の内容となっております。 峰岸玄ファンの方への感謝 まずは本記事を書くにあたり、全記事に峰岸玄ファンさんからの嬉しいコメントを頂き、もう一度読者として少年のアビスという物語に向き合ってみたいという気持ちを浮上させて頂きました。正直読

    • 「イサミかわいそう」は何故想定外だったのか—三尉マイフレンド—

      ※勇気爆発バーンブレイバーンの最終話までのネタバレ記事です!細かい部分はぼかしてありますが閲覧注意です! 勇気爆発バーンブレイバーンの最終話を見て、ただただこのアニメにおける「イサミかわいそう」とはなんだったのか—と茫然とした者の心の整理の備忘録です。(とは言いつつ、誰かに共感されたい!という切実な欲求によって成り立つ記事なので、もしどこかで誰かが共感してくださったら、とてもとても救われます。 こんな書き出しでなんですが、正直11話の時から「これ真面目な部分回収して終われ

      • 少年のアビス感想—「魔性」とは責任転嫁のことばではないのか—

        ひたすらに主人公である黒瀬令児が気の毒で、かつ何故か彼だけが感想においてほとんど同情されない状況の異様さがずっと胸を占めていたのである。その結果、もしかしたら少年のアビス自体が「魔性」を描くようで否定する物語なのではないか?と妄想を膨らませた。 私の黒瀬令児に対するスタンスというか、彼を見るたびに響いてくるのは「金色のガッシュベル」の第1話の名演である。 だまれ!!!お前に清麿の何がわかる!?清麿は悪くない!!!だから私は清麿を助けに来たんだ!!! 清麿は、好きで天才にな

        • 黒瀬令児と峰岸玄の貞淑逆転現象―クソデカ感情無罪と道明寺効果の猛威

          『少年のアビス』の感想を、連載が終わる前にまとめて書いてみたいと思い立ったもののまとまらず、ほうぼうのレビューサイトを見たところ令児が悪い!という意見のあまりの多さ(当社比)に悲しくなり、一念発起して反論を試みたもののほぼ峰岸玄への怨嗟で埋まりそうになったゆえにこちらにまとめて隔離したのが本文である。 元記事:「少年のアビス感想—「魔性」とは責任転嫁のことばではないのか—|ぬめりけ @pokute55 #note https://note.com/sekken965/n/n

        少年のアビス感想—ドロップアウト読者の失望と恥のかきすて

        • 「イサミかわいそう」は何故想定外だったのか—三尉マイフレンド—

        • 少年のアビス感想—「魔性」とは責任転嫁のことばではないのか—

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