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「ツリーハウス」考-2013.8-

あの時の経験や考えは今も変わってないなと思い、始めてみます。

「過去記事転載シリーズ」は過去に活動や考えを発信していた記事や写真をnoteに「自分で転載」するものです。学生時代の文章も多く、なんだかよくわからないこと書いてるのもありますが、そこは原文そのままで。
その時の熱量や臨場感も伝われば嬉しいです。 

まずこのツリーハウスがある「大路こどもの森」の話をしないといけない。大路こどもの森は兵庫県丹波市春日町にある。ここは森を切り開いて子供たちの遊び場所を現在進行形で作っている場所で、森での遊びを楽しんでもらうために地域の人たちが、月1でWSを行っている。目の前に小学校と幼稚園があって、普段からそこの子供たちがツリーハウスに遊びにきているようだ。(僕らがツリーハウスを作っているときにもたくさんの子供たちが遊びにきていた。)

 そこに一棟のツリーハウスが建っている。(というか浮いている。)これは「ツリーハウスプロジェクト樹庵」という取り組みのなかでつくられたもので、地域の人たちの手で施工された。見晴らしがよく、小学校越しに向こうの山まで一望できる、なんとも気持ちのいいツリーハウスである。立地もさることながら、注目すべきはこのプロジェクトのサイクル。子供たちの森をつくるために切り落とされた木々たちが、このツリーハウスの材料となっていて、朽ちてもその場所の木々が土に還ってまた新しい木々の栄養となり生まれ変わる。まさに地産地消、素敵な「輪」である。

そんなサイクルの中に混ぜてもらえたことはほんとに嬉しかった。約15人で1週間かけてつくったツリーハウス。途中台風などもあって「間に合うかどうか・・・」ということもあったけど、無事に完成。でもまだこのツリーハウスで、子供たちが遊んでいる姿をみてない。使われてほんとになのです。このツリーハウスで音楽祭でも開いてみたい。ずっと思っている。

「願い続ければ、必ず叶う」と聞いたもんで。

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追記(2020.6.25)

そういえば、2014年にはこの場所で音楽会を開くことができました。願いは届くものなんだと改めて。


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