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丈夫な建物って?

地震、台風、豪雪、春夏秋冬四季折々に襲いくる湿気、灼熱の太陽光線、集中豪雨。

日本で長生きするのは楽じゃないよ。

…あ、建物の話です。

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ここでいう「同じ性能」の意味について補足ですが、建築の丈夫さ=性能を左右する①耐火性能②耐震性能③耐風性能にはそれぞれランクがあります。今の技術なら大抵は木造、鉄骨造、RC造のどれを選んでも各ランクに適合させることが可能ですから、骨組みの材料より、これらの性能はどう設定しているか?を確認したほうが良いかもしれませんね。(個人の住宅であろうと民間の病院であろうと考え方の基本は一緒)

因みに建築基準法でランクが厳罰化されているのは①耐火性能だけで、その他は「最低の基準」が定められているだけです。(建築基準法第1章第1条に書いてあります笑)

ランクについては民間の建物なら品確法や自治体が作成する手引きによる指針等があり、それらを基準に決めていきます。(官庁施設も別途基準が定められてます)

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法隆寺も接合箇所といった末端部の補修が殆どだったんだそう。

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溶接不要だから現場火災の心配もないし、コンクリートが固まるのを待つことも不要だから模型のようにスピーディーに建てられます。

安全

短工期(=コストダウン!)

エコ(構造材がそのまま仕上げ材になれるから無駄が減る、部分修繕がしやすく長持ちさせやすい等々上げたらキリが無い)

あとストレス低減効果もあるっていうのが、なんだか建築的でいいんですよねー笑

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