見出し画像

人生観や仕事に影響を与えた5つのマンガ

デザイナーのtakeshiです。今回の記事は、マンガサイト「アル」と「note」のコラボ企画「私を構成する5つのマンガ」に乗っかってみようと思います!

なぜ自分がデザイナーになったのか、人生のあんな局面でこんな意思決定をしたな、というのがマンガの影響もあったな〜、と振り返りつつ紹介したいと思います。

1位:僕らはみんな生きている 

一色伸幸/著,山本直樹/著

自分の仕事感に最も影響を与えたマンガ。社命により西南アジアのタルキスタンに出張になった主人公と上司やその周辺をとりまく話。

俺たちのそのイノチガケのムチャやクチャのひとつひとつが、カブシキ会社のハグルマを一つずつ動かしているんだよ。

話の最後に上司が主人公に言い放った言葉。普段仕事をしていて嫌になったり、心が折れそうになった時はいつもこの言葉を思い出して、マインドをV字回復させています。人生一度きり、ムチャクチャなくらいに生きて世の中に良い意味でツメアトを残せたら、といつも思っています。

また、私は海外に飛び込みでクライアントゼロ状態で、フリーランスとしてデザイナーをやっていた経験があります。今思えばムチャクチャでしたが、この判断もどこかにこの漫画の影響もあったのかもしれません。当時はかなりもがき苦しみましたが、良い経験となりました。

2位:ペット

三宅乱丈/著

あまり有名ではないかもしれませんが、純粋に設定やストーリーがものすごく精緻に組み立てられていて、読み物として面白い!と思える漫画です。

人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。

人の人格は、人生で最も幸せな体験(ヤマ)と人生で最も悲惨な体験(タニ)によって形成されています。そして、その記憶をすり替えられたり消されたりしてしまうことによる、人間ドラマが美しくも悲しいんです。

3位:MASTERキートン

浦沢直樹/著

有名な漫画ですね。私はこの漫画を通じて世界情勢や、スキャンダル、表と裏の世界などに興味関心を持つようになりました。
私はデザイナーとして、セキュリティ関連や証券の株売買画面、IRサイトなど比較的デザイナーが興味を持たなさそうな分野に携わってきました。今では多くの分野でデザイナーが活躍していますが、当時はまだそこまで多くはいませんでした。経済などに影響のある分野をデザインのチカラで変革させたいと言う想いがあり、それはこのマンガの影響もあるのかな、と感じています。

4位:ミスター味っ子

寺沢大介/著

この漫画を知っていると年齢がバレてしまいますね。。死んだ父親が好きで回し読みをしていた記憶があります。
この漫画で一番学んだことは「工夫」です。日々、仕事でちゃんと工夫がされているか、と、自分の成果物を客観視しています。しかもミスター味っ子のように成果につながる工夫。料理について、脳みそがちぎれるまで考え抜くその姿勢がステキです。

5位:いまどきのこども

玖保キリコ/著

漫画といえばやはり絵の魅力が大事ですよね。絵がステキな漫画で、何を選ぶかはかなり迷いました。今は松本大洋氏の絵が一番好きなのですが、自分の人生で最初に絵がいいな、と思ったのが玖保キリコ氏でした。まだ自分が小学生でアートやデザインとは程遠い時に、絵が人を惹きつけるチカラを持っているんだな、と思わせたマンガです。

2020年現在、玖保キリコ氏の絵は時代が一周してまたオシャレなんじゃないか、と再ブレークの予感を感じています。ちなみに一番好きなキャラクターは無口のツグムくんです。

以上が私を構成する5つのマンガです。こうやって書いてみると自分の人格や価値観が客観視できて面白いですね。そして、また読み直してみたくなりました。マンガ以外にもこんな企画があったらまた乗っかりたいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


宜しければサポートいただけると嬉しいです! 執筆活動費として大切に使わせていただきます。