尊敬する女性
私にとって、母親ほど偉大な女性はいない。
母親なしに、ここまで成長できなかっただろう。
どうしてここまで息子のために頑張れるのだろう、と思う程に多くを与えてもらった。
小学生から始めたサッカーが理由で、毎回のように真っ黒にしてくる靴下やユニホームを呆れながらも洗い続けてくれた。
休日になれば、試合に行くために弁当をつくって送り出してくれていた。
高校の時なんかは、始発の電車で朝練に向かう私のために、朝4時に起きて準備してくれていた。
日中は働いて、帰ってきたら夕食を作り、皿洗い、掃除をする。
私の生活は、母親に支えられていた。
それなのに、恩を仇で返すかのように、心にも無い言葉を浴びせたこともある。
素直になれずに、傷つけたこともある。
そんな時も、歩み寄ってくれたのは母親の方からだった。
与えてもらったものが大きすぎる上に、
まだこれからも世話をかけるだろう。
どれだけ返せるか分からないが、伝えられる時に伝えるべきことを言葉にしていこうと思う。
家族に感謝を素直に伝えるのは、少し照れくささもあるが、
それ以上の暖かさがあるだろうから。