空いた新幹線で立ち続ける人たち
3時間半、新幹線に乗った。
冬休みは始まったばかり、まだ座席はたくさん、空いていた。
幼ない子どもを連れた母親が多かった。
子どもがグズると母親たちは抱っこして座席を立ち、車両を出ていく。
きょうだいがいればその子も連れて。
私がトイレに行くと、子どもを抱っこして出入り口付近に立ち続けている母親たちが何人もいた。
車両で泣き叫ぶ子どもに寛容な社会ならいいのに。
人口の28%が65歳以上。
育児への不寛容が続けば日本人は近未来、消滅する。
自らの選択により。
「サトゥルヌス」
Amazon.co.jp: サトゥルヌス 少子化の向こう側で声は届かない eBook : 花田由美子: 本
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?