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音楽のサブスクリプションから心の栄養を補給する。

20年ぶりにこじらせた風邪からなかなか回復できずにいる今日このごろ。
梅雨時の不安定な天候も影響して、
元気が出なくて気分が沈みがちになる…

こんなときほど自分の心に寄り添ってくれる音楽を選んで自分を癒したい。
だけどそれすらままならず、気持ちがむしゃくしゃとする。

そんな昨日、Apple Musicのステーションを流そうと思い立った。

私はApple Musicのサブスクリプションを利用している。
過去にお気に入り登録した曲やアルバム、アーティストによって
Apple Musicは私よりも私の好みを熟知している。
「あなたこういう曲好きでしょ?」という自分と本質的に合う曲を選んでくれるのがステーションというサービス。



ステーションを再生して真っ先に流れたのは福山雅治の「家族になろうよ」だった。
その瞬間、普段思い出さないことが不思議と湧き上がってきた。

この楽曲がテーマソングだった樹木希林と内田裕也のゼクシィのCMがユニークで好きだったこと。
仲良しの同期の結婚式でエンドロールにこの曲が使われててベタだったけど感動したこと。

単純に懐かしい曲だな~では片付けたくない感情が押し寄せて
「家族になろうよ」の何かが私のこころに刺さったようだった。

具体的に何が刺さったのかはうまく説明できない。

でも元気がなくて直前までしょぼくれていたはずなのに、
自分がかつて好きだった曲を聞いた途端に心の中にぬくもりのある優しい気持ちが芽生えた。それは確かだった。

ステーションの機能によって私は少し元気を与えてもらえた。

この少し元気が出るという何気ない出来事は私にとって思いのほか嬉しいものだった。

元気ないなー、元気出さないとなーっと
無意識に自分を奮い立たせようとしていたことに気づくこともできた。

自分の趣向の履歴をもとに好きだった曲が機械によって導き出されたことはちょっと癪だったけど(笑)。
ネガティブの沼から抜け出せたのは精神的にかなり助けられた。

風邪で弱った身体がスマートに回復するのは難しいけれど、最新の音楽サービスの力を借りつつ心の栄養も補給して徐々に日常生活に戻っていければいい。「家族になろうよ」をくり返し聞きながらそう思ったのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また~。



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