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[セキネユカという私]


これまで 6年間、仕事で
コーヒーを淹れてきたけれど

コーヒーの豆や液体の知識を深めるのには
とことん興味がなくて、

だけれども、コーヒーは好き。


普通に考えれば
コーヒーを仕事にしている
多くの人達が取り組んでいるような

コーヒーを
深く知り、技術に落とし込む事で
お客様に最高のものを提供できて、
自分自身もそれでやりがいを感じる。

これはこれで
今までの時代にフィットしていて
需要と供給が確立されているから
とても良い仕組みだと思う。


私が思考した私自身は
これに当てはめると
全く楽しくないことに気がついた。


楽しいということは
自分がやりたいから楽しくなって

楽しくないということは
自分がやりたくないから楽しくなくなる


当たり前の事だけれど
時には楽しくないことも
やらないといけないのが
仕事という労働で

だけどそれだけの理由で
自分を押さえつけることは難しかった。

世間の目を気にした
押さえつけはやめる事にした。

ただ、それをやるからには
ひとつだけ間違えてはいけない事があって
それだけは最初から気がついていた。

そのひとつとは、

自分の楽しさだけで
好き勝手やる事は
周りの人達とってただの迷惑で
とても仕事とは呼べなくなるということ。


楽しさを
自分一人ではなく
一緒に働く周りの人達と共有する。
そこで
初めて仕事として成り立つ。


自分の楽しみを仕事に出来ている人は
きっと無意識に
これが完璧にできている。


私は無意識には
とてもじゃないけど出来なかったから

たくさん意識をして
私の楽しみを仕事にできるよう思考した。

深く深く考えた分だけ
分かり合える人が増えた。

深く理解しているから
お客様に伝える事が出来るようになった。

私を分かってくれる人が増えた。

仕事が人生の一部になる感覚を
生まれて初めて感じた。


私は今が
一番に幸せ。




セキネユカ

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