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新卒エンジニアが1年目に読んだ本

2020年4月にエンジニアとして新卒入社してからだいたい1年経ったので、この1年間に読んだ技術書を挙げていこうと思います。

プロフィール

・情報系大学院修士卒

・学生の頃はヒューマンインタフェースの研究とか画像処理とかやってた

・Python, C++, Goあたりが少し書ける

・所謂Web系エンジニア職に就いた(たぶん)

・入社時点ではあんまりWeb技術はわかってない

・仕事ではプライベートクラウドの開発・運用などをやってる

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読んだ本

備忘録的なかんじですが、ワンチャンこれからエンジニアになる人とかWeb技術を勉強してる人の参考になったらいいなあと思います。

だいたい読んだ順です。


①Webを支える技術

おすすめ度:★★★★☆

Webの歴史から始まり、HTTP通信とかREST APIの基礎的なことなどが書かれてる本です。

僕のように、実はWebあんまりわかってないんだよな〜っていう人が読むと良さそうです。

ただ10年前の本のため、最近はあんまり使われてない技術に関しても書かれていたりするので注意が必要です。


②Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本

おすすめ度:★★★☆☆

タイトルの通りインフラの基本的なことが書いてある本です。

インフラはAWSやGCPなどのパブリッククラウドがいいかんじにやってくれるから別に、、、という人も、基礎的な知識は学んでおいて損はないと思います。

部分的には良かったのですが、2014年発刊のため情報が古くなっていることと、特定の監視ツールの使い方の説明の章があまり参考にならなかったのでおすすめ度3です。


②入門 監視

おすすめ度:★★★★☆

何のためにアプリケーション監視を行うのかという話とアプローチを学べる本です。

本を手にした段階では「そもそも監視って何?」っていうレベルだったので学ぶことの多い本でした。

特に個人や趣味での開発だとモニタリングまではあまりやらない部分でもあるかと思いますが、プロダクトの本番環境の運用を行う人は是非読んでおくと良いと思います。


④リーダブルコード

おすすめ度:★★★★★

いいかんじのコードを書くために気をつけることが書いてある本です。

数年前に一回読んでいましたが、仕事でコードを書くようになるということで改めて読みました。

また適当なタイミングで読み返してちゃんと実践できてるか振り返ろうと思います。


⑤Team Geek

おすすめ度:★★★★★

良いチームを作っていくためにエンジニアが持つべきマインドが書かれている本です。

特定の言語や技術はもちろん大切ですが、チームで働く上ではコミュニケーションもめちゃくちゃ大切ということを改めて気づかせてくれました。

日本語訳版は砕けた日本語で書かれているので、かなり読みやすいです。

多少技術的な用語が出てくるものの本筋にはあまり関係ないので、エンジニア以外の人であってもチームで仕事をしている・これからする人には強くおすすめしたいです。


⑥達人プログラマー

おすすめ度:★★★★★

TeamGeekがチーム的な視点の本であるのに対して、こちらは技術者として持つべきマインドだったり具体的なtipsだったりが書かれている本です。

各章は数ページごとに内容が区切られているため、隙間時間とかにも読みやすいです。

僕が読んだ第1版の原著が発刊されたのは20年以上前でかなり古いですが、最近第2版が出たようなのでこれから読む人にはそちらをおすすめします。


⑦みんなのGo言語

おすすめ度:★★★★☆

流し読みして気になった部分だけちゃんと読むというかんじで読みました。

基本的な文法の話とかはなく、〇〇したいときは☓☓というパッケージを使って〜、とか実践的な話が多いです。

1年半前くらいの本なので比較的新しいですが、Goのアップデートサイクルが早いため(go modとか)古くなってる記述もあります。


⑧Kubernetes完全ガイド

おすすめ度:★★★★★

Kubernetesというコンテナオーケストレーション技術について書かれた本です。KubernetesはざっくりDockerの進化系みたいなものです(怒られそう)。

業務で使用するということで、Dockerは多少触ったことがありましたが、Kubernetesは名前しか知らなかったので本を読んで体系的に学ぼうという気持ちでした。

チームメンバで輪講も行ったり、オンラインカンファレンスに参加したりもしたので、この1年間でKubernetes関連の技術を最も勉強したなあと思ってます。


⑨イラストでわかるDockerとKubernetes

おすすめ度:★★★★☆

DockerとKubernetesについての概要が学べる本です。

タイトル通りイラストが多くフルカラーであり、ページ数も少なめなので読みやすいです。

Kubernetesについての記述はかなりあっさりめなのでこの本だけで理解するのは難しいかも。

一方でDockerの仕組みやコンテナランタイムについては詳細も書かれているため勉強になりました。


買ったけどまだ読んでない本

早く読めという自戒も込めて一応書いておきます。

①Real World HTTP

ちょっとだけ読み始めましたが、一番最初に紹介した「Webを支える技術」の現代版というようなかんじがしてかなり良さそうです。


②Design It!

どういうアーキテクチャを設計するのが良いのかが学べそうな本です。


③Kubernetesで実践するクラウドネイティブDevOps

Kubernetesについてのやや実践寄りな本というイメージです。


④Docker実践ガイド

Dockerのネットワーキングあたりは学びがありそうなのでそのうち読む。


⑤Ansible実践ガイド

Ansibleは雰囲気でしかわかってないです。


おわりに

いかがでしたか?(←使ってみたかった)

Web上の記事を読むのも勿論良いと思いますが、体系的に学べるという点であったり、信頼できる情報が書かれている(誤植や情報の陳腐化はありますが)という点で技術書を読むのも良いことだと思ってます。

来年度も同じ冊数くらいは本を読んでいけたらいいなあと思ってます。


そろそろ誕生日なのでよろしくお願いします!🙏!🙏!🙏!🙏










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