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ファミリー(応援)席とは?

みなさま、こんにちは。
関 巴瑠花(せき はるか)と申します。

普段は、会社を経営しつつ、バレエ教師をしたり、バレエ「えんとつ町のプペル」の製作総指揮をしたりしております。

バレエとかかわる人(バレエを踊る人、観る人、支える人、応援する人)が、もっともっと増えてほしいという夢に向かって活動をしております。
詳しくはこちら

4/8(土) 12:00〜より、公式ホームページ先行販売がはじまりました。
ご購入はこちらから!

バレエ「えんとつ町のプペル」では、一般的なS席、A席、B席にプラスして、「えんとつシート」、「ファミリー(応援)席」を作りました。

今回の記事では、「ファミリー席」と「ファミリー応援席」について説明させてください(えんとつシートについてはこちら)。

ファミリー席をつくった理由

ファミリー席は0歳の赤ちゃんと一緒にバレエを観賞できる席で、9月24日にのみ設定しています。

これをつくったのは、育児中のお母さんお父さん、そして0歳からの赤ちゃんに楽しんでいただきたい!からです。

私には0歳と3歳の息子がいるのでわかりますが、たとえばお休みの日に出かけるとしたら、子どもを連れていける場所にしかいけません。

子どもにアートや舞台に触れてほしいと思っても、入場には年齢制限があり、たいてい0~2歳はどこにも入場できません。

年齢制限がない場所でも、「子どもが泣いて迷惑がかかってしまうかもしれない」と行きづらく、子ども向け施設以外へ行く機会が減っていきます。

とにかく、選択肢が少ないのです! 小さなお子さんがいらっしゃる場合、アートや舞台なんてもってのほか!となってしまうのが普通です。

しかし、私はそのような親御さん、お子さんたちにこそ、バレエの舞台を観ていただきたいと思いました。

我が家の長男は1歳になる前からバレエが大好きで、バレエの映像をみては家で真似をして踊っていました。

今でも道ばたや保育園、どこでも踊っています。しかし、バレエを観せてあげたくても年齢制限で生の舞台に連れていくことができません。

3歳になり、ようやく観に行けるバレエの舞台がポツポツと増えてきて、一緒に観れるようになりました。

息子は目を輝かせて鑑賞していただけでなく、一緒に鑑賞した日の帰りには、舞台上でプロのダンサーが踊っていた振付を満面の笑みで真似して踊っていたりもしました。

年齢制限があり、子どもを連れていけない舞台を私ひとりで観に行ったとき、感動すればするほど、「息子を連れてきてたら、あの子はどんな風に感じたかな。一緒に観たかったな」と思いました。

育児中に舞台を観に行こうと思うと、普通は「子どもを預けないと…」となりますが、お母さん、お父さんの「この子と一緒にみたい」「一緒に同じものをみて、気持ちを共有したい」という気持ちに寄りそいたいとも思ったのです。

親になると、子どもを置いて1人でリラックスできる時間がほしいと思うときもあります。

一方で、子どもと一緒に同じ体験をし、同じ景色をみて、子どもの表情を心に刻みたいと思うときもあります。

どちらの気持ちをもったお母さんお父さんも観に来てほしいと思いました。

「三つ子の魂百まで」とよく言いますが、子どもの頃にお母さんやお父さんとお出かけした記憶は、大人になっても大事な想い出として、子どもの心に刻まれると思います。

絵本「えんとつ町のプペル」をお子さんに読み聞かせをしているお母さんお父さんも多いと思います。

普段読んでいる絵本が、バレエになるとこうなるんだね!と、親子で同じ世界を、同じ時間を、同じ気持ちを共有できる

バレエの舞台がそんな機会になれば素敵だなと思いました。


ファミリー応援席をつくった理由

ファミリー席があるとわかっていても、やはりお母さんやお父さんは「他の人に迷惑をかけてしまうのでは?」と気になってしまうとおもいます。

同じ場に集う方々の雰囲気がわからないと、子どもを連れていく不安や恐怖を拭えないことは、私も親としてよく感じます。

いくらファミリー席があるとはいえ、前に座る方が子どもが苦手な方でご迷惑おかけしてしまったらどうしよう…

近くに座る方は大丈夫だろうか…

このような不安を拭いきれないと、なかなか足を運べないと思います。

そして、お母さんお父さん以外の方は、いくら小さな赤ちゃんがくる日とわかっていても、咄嗟の赤ちゃんの動きで後ろから椅子にぶつかられたら気になるし、どうしてもやむを得ないひそひそ声が聞こえたら気になる方は多いと思います。

そこで、一般席とファミリー席の間に「ファミリー応援席」という名の席を設けました。

後ろに小さい子どもたちが座ってもOKだよ!

ぶつかったり、すこし声がしてしまっても大丈夫だよ!

という方に、ファミリー応援団として座っていただきたいです!

こんな風に、前の席に応援団が座ってくれているとわかるだけで、どれだけ安心できることか!

お母さんお父さんも心の緊張がほどけ、子どもと一緒に同じ空間で同じ感動を共有できるのではないかと思うのです。

20年後、30年後に

「私は0歳からバレエの舞台を観てきたんです」

「はじめて舞台をみたのは0歳のときで、バレエでした」

という人たちがたくさん増えていたら、きっとバレエを鑑賞してくださる人がたくさん増えていて、バレエの未来は明るいと思いませんか?

0歳からバレエを鑑賞してきた子どもたちが、大人になってバレエをつくるとき、きっとあたたかい気持ちで、子どもたちを受け入れてくれると思います。

そんな素敵な循環のキッカケを、皆さんで応援していただけますと幸いです!


ファミリー席の詳細

9/24(日)のみ、1階席の後方3列をファミリー席(1席9,900円)とし、0~3歳のお子様とその保護者様、ご兄弟様のお席とさせていただきます。

ファミリー席では、0歳から3歳のお子さんは膝上鑑賞ができます。ファミリー席においても4歳以上は膝上鑑賞はできません(他の席では、年齢にかかわらず膝上鑑賞はできません)。

膝上のお子様分のチケットの購入は不要です

お席を使う場合は、年齢に関わらずチケットが必要となります

(例1)2歳、4歳のお子様とお母様の3名様でいらっしゃる場合
→2歳のお子さんが膝上鑑賞であればチケットは不要です。4歳のお子さんは膝上鑑賞ができませんので、4歳のお子さんとお母さんの2枚のファミリー席チケットが必要です。

(例2)0歳と3歳のお子様、お母様、お父様で4名様でいらっしゃる場合
→お子様が2人とも膝上鑑賞であれば、お子様のチケットは不要です。お母様とお父様の2枚のファミリー席チケットが必要です。

または、

→0歳のお子様のみが膝上鑑賞の場合、膝上のお子様はチケットが不要です。3歳のお子様、お母様、お父様で3枚のファミリー席のチケットが必要です。

鑑賞中に赤ちゃんが泣いてしまった場合は、焦らずロビーに出ていただいて、赤ちゃんの気持ちに寄り添っていただければと思います。

その際にロビーに出やすいように1階後方座席となっております。通常はS席のとても観やすい席です。

安全性を考慮し、2階席にはしませんでした。子どもが舞台を観ようとして前のめりになって転んだりしてしまうのを避けるためです。そしてなるべく階段を使わずに座席まで行けるようにしました。

9月24日(日)の座席表です。
濃いオレンジがファミリー席です。


ファミリー応援席の詳細

S席とファミリー席の間2列をファミリー応援席(1席8,800円)としました。こちらのお席は他のS席・A席・B席と同じく3歳以上のお席です。膝上鑑賞はできず、年齢にかかわらず一人につき1チケットが必要となります。

こちらのお席をご購入くださった方々は、応援席設定の趣旨をご理解され、「小さいお子さんを連れたお母さんお父さんの応援団になるよ!」と思ってくださる方のみ、ご購入をよろしくお願いいたします。

9月24日(日)の座席表です。
薄いオレンジがファミリー応援席です。


皆さまどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします!

関 巴瑠花(せき はるか)



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