seki kenichi

海行ったり山行ったりしてる。

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SUUNTO7よい

今年のCESで突然発表されたSUUNTO 7を人柱として購入したのでとりあえずメモ。 昔、同じくWEAR OS ベースで作らている「PRO TREK SMART WSD-F20」を登山で使ってたんだけど、以下の点がどうにも気に入らなくて、使わなくなってた。うーんというポイントは、 ・なんかGPSの掴みが甘いと言うか、たとえばYAMAPで地図見ながら登ってても、現在地をきちんと反映してくれなくて、ちょっと現在地確認したい。という時に役に立ってくれない。 ・電源ケーブルの接

    • 2019年のベスト登山

      2019年終わるなー。今年は怪我もあってあんまり登れなかったけど、思い出に残る登山は多かったので印象の強かった3つを。 2月 - 赤岳 アキレス腱断裂から4ヶ月。本格復帰登山でいきなり厳冬期赤岳。今思うと、焦ってたんだなあー。アホだなー。と少し反省するけど、この時は本当に嬉しかった。 雪が少ない今シーズンも、ようやく積もったみたいなので、今年の登り納めで地蔵さんに挨拶してこようかなと思ってます。 8月 - 雲ノ平縦走(というか高天原温泉) 日本最後の秘境。そう呼ばれ

      • 後立山連峰縦走 2019/9/14 - 16 【DAY3】

        3日目。3時に起きてテント撤収して、朝飯。残ったものを平らげる。いつもだと行動食的に摂る飴やアミノ酸結構余るんだけど、今回はカツカツ。水は十分。 白馬鑓ヶ岳に向けて出発。ヘッドランプの電池が微妙。とはいえ、今日も快晴で朝日が道を照らしてくれる。 1時間で白馬鑓ヶ岳の頂上に 残念ながら雲が多く、朝焼けにはならなかったけど、暑いのはもう簡便なのでよい。 続いて杓子岳に向かう。変わった形の山だ。 画面中央の切れ立ったやつが杓子岳。奥が白馬岳。 杓子岳の手前。こう見ると怖

        • 後立山連峰縦走 2019/9/14 - 16 【DAY2】

          3時起きの4時出発。天気は快晴。月もほぼ満月でかなり明るく足元を照らしてくれる。まずは五竜に。しかしすごい絶景。これは今日にしてよかった。素晴らしい光景の中を堪能しつつ、そんなに飛ばさなくても2時間半くらいで着く。 最高の景色。 剱岳や、これまで通ってきた鹿島槍、そしてこれから向かう唐松までがグルっと一望できて、素晴らしい眺望。ここはとても好きなピークだ。 少し下りて五竜山荘で朝飯。これからの長い行程のため十分な補給をしたかったのと、昼で暑くなると昨日みたいに食欲が無く

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          後立山連峰縦走 2019/9/14 - 16 【準備~DAY1】

          9月の三連休、扇沢から入って鹿島槍から乗鞍まで抜けて栂池に降りる後立山連峰縦走をやってみようと。 コースタイム的には三泊四日がゆったり確実だけど、三連休だから三日で。こんな感じ。、 1日目 扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍~八峰キレット~キレット小屋 2日目 五竜~唐松~不帰ノ嶮(かえらずのけん)~天狗山荘 3日目 白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳~大池~乗鞍岳 本当は初日に五竜まで行く?って話もしていたけど、初日、大体調子が出ないのと、3連休テン場が激混みで、遅く到着するとテント張れな

          後立山連峰縦走 2019/9/14 - 16 【準備~DAY1】

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY4】

          夜中。妙に寝苦しい。なぜか傾斜の下の方を頭にして寝てしまっていて、ちょいちょい目が覚める。原因に気がついて、逆になって寝たら熟睡。5時起床して朝飯。リゾッタに完全に飽きた。撤収準備。夜露がすごい。びっちゃびちゃ。とりあえず、落とせるだけ落として、パッキング。 食料がなくなって、随分軽くなったザックを背負って、双六小屋を出発。人が少ないし、ランで飛ばして駆け下りる。 朝日をあびる槍ヶ岳 弓折乗越を経由して、鏡平山荘。 池に映る槍ヶ岳・穂高連峰 増築のための基礎工事して

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY4】

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY3】

          5時起床。すでにかなりの人が出発した後。ゴソゴソと準備をして、僕らも高天原山荘を出発。朝もやのたつ気持ちのいい湿地帯に月が浮かんでいる。 昨日の高天原峠まで戻って、雲ノ平方面に。かなりの急登が続く。朝一でなかなかキツイ。が、昨日みたいに遅れたくないのでがんばる。昨日よりは体が動く。なぜならサコッシュをしなかったから。サコッシュに憎しみすら覚えてる。 ようやく開けた場所に。天気も気温も見晴らしも最高。 仲間の一人が、ここまで全然携帯が入らなく家族に連絡したいということで遅

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY3】

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY2】

          二日目。夜明け前だけど、天気はどんより。まあ、台風は去ったし予報晴れだしということで、まず薬師沢小屋に向けて出発。地味ーな木道歩き。歩きやすいような、でも歩幅やテンポが難しい。夜露で濡れてるし。そして体力は余っているはずなのに、どうにも調子が出ない。なんというか、頭がぼーっとしているというか集中力が無い。きりっとしないので、なんかが危ない。 グダグダ歩くうちに、薬師沢小屋到着。朝ごはん食べて、荷物整理して出発。大東新道、5時間半ってなってる・・・ 吊橋を渡って出発。慎重そ

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY2】

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【準備~DAY1】

          夏山開始。 去年の槍穂縦走メンバーで今年はどこ行くかを検討。 元々雲ノ平は行きたいよねーって話をしていて、高天原の露天風呂に入りたい。という話が出て、あっさり決定。ルート的には以下な感じを想定 前日:毎日アルペン号で折立 1日目:折立~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場 2日目:薬師峠キャンプ場~薬師沢小屋~大東新道~高天原山荘~高天原温泉 3日目:高天原山荘~高天原峠~雲ノ平山荘~三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋 4日目:双六小屋~鏡平山荘~わさび平小屋~新穂高ロープウ

          雲ノ平縦走 2019/8/16-19【準備~DAY1】

          常念岳・東大天井岳 2019/5/3~4

          GW後半は天気が良さそうということで、5/3~4の一泊でどこか行こうとなり。以下の3択に。 1,南八ヶ岳キレット縦走 2,西穂か天狗でゆるく一泊 3,常念~大天井岳でちょっとハード目に なんとなくで一の沢から常念岳で二日目に大天井岳を目指すルートに決定。メンバーはandoさんと麦田さん。 GWで渋滞と駐車場が心配なのもあって、深夜出発。夜中の1時に渋谷で二人をピックアップして、一気に一の沢に。前日夕方から寝てたので睡眠的には十分なはずなんだけど、途中、すごい眠気が来て、

          常念岳・東大天井岳 2019/5/3~4

          谷川岳:2019/4/28

          平成最後の登山になった谷川岳をandoさんと。谷川岳、ずっと行きたかったんだけど、何故か縁がなくて、始めてがいきなりの雪山になった。 装備はこんな感じ。買ったものの未だ出番がないスノーシュー、今回は出番か・・・・?? 天気は快晴。風も穏やかで良い感じ。ロープウェイで天神平まで行って、スタート。まずはトマの耳を目指す。最初、いきなりの急登で蹴り込んで進むみたいになって、後がちょっと怖くなる。 けど、その後は1箇所だけ鎖場があって、12本爪とピッケル持った状態で降りるのがちょ

          谷川岳:2019/4/28

          唐松岳:2019/3/9

          前回の赤岳で、怪我は完治して雪山も問題なく登れることが証明されて、というか、むしろ走ったりしているから、去年より体力があるんじゃないかくらいの感じで、次はどうしようかなーと思ってたら、こんな記事がタイムラインに流れてきた。 雪の唐松岳・五竜、キレイすぎる・・・・と思っていたらandoさんから誘っていただき、即決。 夜中に移動開始で早朝着。駐車場は最寄りがギリギリセーフ。30分程度仮眠して、ロープウェイの開始を待つ。行列。全然寒くない。 ロープウェイを乗り継いで登山口に。ス

          唐松岳:2019/3/9

          赤岳:2019/2/9-10

          去年10月のアキレス腱断裂の手術から4ヶ月。1月から塔ノ岳、川苔山と登り、回復が確認できたので、2月の3連休で赤岳か、天狗岳か。直前まで考えられるので、足の状態を見て、決める。 今回のリハビリ中に雪山登山靴をアップデートして、スポルティバのTRANGO TOWER EXTREME GTXを実践投入。重い登山靴がそもそもあんまり好きじゃない軟弱者の上に、ケガをしてパワーダウンしている人間にとって、雪山用としては軽いのはありがたい。保温性は、まあ大丈夫でしょう。 そして、3連

          赤岳:2019/2/9-10

          蝶ヶ岳・常念岳縦走:2018/8/4-5

          2018年一発目の北アルプス、一泊二日3人で蝶ヶ岳~常念を縦走することに。 4時に出発。同行者をピックアップして中央道から三股駐車場に向かう。8時くらいに到着。三股駐車場よりもかなり手前であと残り一台みたいな感じ。天気もいいしそりゃそうだ。 準備して、上がっていく。もうちょい上に、まだ入れる駐車場があった。車が一台、ずり落ちてたけどあれは一体何だったんだろう。 三股駐車場の手前の崩落場所にテントが出来てて登山届出す。トレランなお兄さんが、オンラインで出したのにまた、書か

          蝶ヶ岳・常念岳縦走:2018/8/4-5

          剱岳:2018/9/22~/24 DAY3

          一日目の夜とはうって変わって、静かな夜でぐっすり。3時前にぱっと目が冷めた。尾底骨のあたりがめちゃくちゃ痛い。昨日打ったところだ・・・でも、目が覚めて良かった・・・ 今日は一ノ越から浄土山南峰あたりで朝日を見て、雄山に参拝して室堂に戻る予定。 撤収開始。風が無いと本当に撤収ラク。4時頃出発。雷鳥沢から一ノ越に向かう。ちょっとルートが分かりにくい。荷物はほとんどの食料を食い切ったのと、水も最低限持っているだけなのでとっても軽い。ほぼベースウェイトまで落ちてる。らく~ 一ノ

          剱岳:2018/9/22~/24 DAY3

          剱岳:2018/9/22~/24 DAY2

          朝3時。強風で熟睡からは程遠い感じで眠い。が、行かないと。アタックザックに最低限の荷物だけ入れて、出発。まずは剣山荘へ。 すでに登山者のヘッドランプの筋が頂上に向けて伸び始まってる。早いなあ。とか思っているうちに、剣山荘到着。今日雄山から帰る友人は寝ているっぽく、送り出しもなし。剣山荘横の登山口からいよいよスタート。 まずは一服劍へ。体が動かなくてぜーぜーする。やっぱり昨日重い荷物を背負ったダメージが残ってる。一服剱到着。きつい。前剱に向けて進む。両サイド切り立ったところ

          剱岳:2018/9/22~/24 DAY2