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剱岳:2018/9/22~/24 DAY3

一日目の夜とはうって変わって、静かな夜でぐっすり。3時前にぱっと目が冷めた。尾底骨のあたりがめちゃくちゃ痛い。昨日打ったところだ・・・でも、目が覚めて良かった・・・

今日は一ノ越から浄土山南峰あたりで朝日を見て、雄山に参拝して室堂に戻る予定。

撤収開始。風が無いと本当に撤収ラク。4時頃出発。雷鳥沢から一ノ越に向かう。ちょっとルートが分かりにくい。荷物はほとんどの食料を食い切ったのと、水も最低限持っているだけなのでとっても軽い。ほぼベースウェイトまで落ちてる。らく~

一ノ越到着。もう少しで朝日なので、走って浄土山南峰に向かう。去年と同じようなところで朝日。

そのまま浄土山南峰に上がって五色ヶ原を眺める。今年はもうこのルートを抜けられないけど、ここからの眺めは本当に絶景だ。

風が強すぎて停滞できない。風が避けられるところで朝飯。

浄土山・龍王岳のピークを目指すか、予定通り雄山参拝して戻るか?一瞬考えたけど、まあ、剱岳の無事を報告にということでまだ人もまばらな雄山にお参りに。

昨日の疲れが残っててしんどいながらも、山頂に到着。風は強いけど晴れた。この冗談みたいな光景は本当に好きだ。素晴らしい

お参りして、お神酒をいただいて、剱岳に挨拶して、ざっくに鈴をつけて下山。

徐々に多くの人が上がってくる。二日目に雄山参って帰った友人は40分待ちだったらしいけど、これだとそうだろうなあ。あんな風強いところでそんな待てないなあ・・・なんてことを話しつつ、時より走りながら、室堂に帰還。

終わったーーーーーー!!!いや、終わっちゃったーーーーーー!!けっこう本当に悲しくなった。

でも、早く帰らないと、高速の渋滞が怖いので、トロリーバスに飛び乗る。戻りは大観峰も黒部ダムも晴れてて、後立山連峰も本来の姿を見せてくれた。黒部平のアルバム売り口上も聞けた。相変わらず仕上がってる。やっぱりこのコースは最高の観光ルートだ。

最後、ブロンズ像に手を合わせて、扇沢に。すでに渋滞の兆候が見えた中央道を回避して、関越道ルートで帰京。

無事、初の剱岳が終わった。心の底から楽しかった。

けど、これで一般登山ルートで危ないとされるところが終わってしまった。達成感よりも、なんというか、渇望感がある。もっと色んな所を登りたい。もうきちんとしたロッククライミングの技術を身につけなければ。ということで、ジムに通いだした。

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