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コーヒーと本

私の目の前に、ブラックコーヒーと本がある。

何故か分からないけれど、この組み合わせが目の前にあるだけで、内から沸々と言い知れぬ充足感が湧いてくる。

それは、心が穏やかに背伸びして、肩甲骨まわりもほぐすような。
のんびりだけど、静かなやる気が湧いて来る感覚。

そして、熱いうちにコーヒーをすすると、後頭部にはリラックスの波が押し寄せるが、瞳から前頭部にかけては冷たくはないが爽快な風が吹いて来る。
そんな感覚に陥る。

栞をたよりに本を開くと、黒字がくっきりと浮かび、眼を通らずに頭にダイレクトに映像化されるような感覚がある。

読みかけで1年間ほど野放しにしていた本。
一昨日あたりから、また読んでいる。
今回は、頭に言葉が淀みなく流れ込んで来る。
きっと今が、読みどきなのだろう。


2022/8/20
せきひと

最初の文章を書いた時は、詩にしようと思ってたのに、ただの感想文になってしまった。←
しばらく、読書とライフノート書きに勤しみます。

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