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誰でも出来るは誰でも出来ない

一時期なんとなくレンジでプリンを作り続けていた時がある。
「超簡単!電子レンジでなめらかプリン」なんて動画にあてられたのだ。
少ない材料でしかも電子レンジだけで作れる!
なんて言うものだから、じゃあやってみるかとなったわけだ。

卵を溶いて、砂糖と牛乳を混ぜて、バニラエッセンスを振りかける。
後は耐熱容器に入れて熱を通せばハイ出来上がりなのだ。
そこで電子レンジの出番というわけだ。
が、コレが一筋縄ではいかなかった。

「電子レンジ」「プリン」で検索すると山の様に出てくるレシピや動画。
さも簡単に作っている様に見えたが、これが中々上手くいかない。
少なくともウチのではコツを掴むまでには至らなかった。
まぁ厳密にいえばその前に飽きてしまったのだが。

それから数年、再びプリンブームが自分の中に舞い戻ってきた。
まぁ当時上手くいかなかったものが急に上手くいくわけもなく。
案の定失敗したのだが、今回はなんとなく湯銭でもやってみたのだ。

電子レンジを睨みながらあーでもないこーでもないとやっているその横でテキトーに作ったこれがなんと1発で上手くいってしまったのだ。
なーんだ湯銭簡単じゃーんとなってしまったわけだ。
ちなみに湯銭の方法に関しては全くレシピなどを検索していない。
カンだけでやったのに上手くいってしまったのだ。

昨今様々な便利家電が発売されいるが、電子レンジは今も昔も変わない。
どんな食材でも簡単に温めてくれる便利家電である。
という事を再認識した所で以下に自分のプリンレシピを載せてみた。
これで同じ様に作れるならば、自分も言ってみたいものだ。
「誰でも簡単! 湯銭だけでプルプルプリン!!」とかね。

<材料。 
※2個分(器は茶わん蒸し用を使用)
 ジャージー牛乳・・・150ml
 卵 ・・・2個
 砂糖・・・20g
 バニラエッセンス・・・適量

ジャージーだと普通の使うよりは簡単に美味しくなる。
卵はM玉くらいがいいんじゃないかな。
あればハチミツ。
ジャージーかどっちかがあれば味は大丈夫かも。

<調理器具とか器とか>
・茶わん蒸しの容器2個
・茶こし
・鍋 と蓋
・キッチンペーパー
・ガスコンロ
・電子レンジ

茶こしって何?ってなる世代もいるだろうなとここにきて気づく。
ほらお茶飲む時にさ、茶葉をいれてお湯を注いで、
ってあぁ今どき皆ペットボトルか・・・
無かったら…うーん、なんかあるだろう?
網目状のものがさぁ、あ、ザル!ザルで代用、ね!
鍋はある程度深さと広さのあるものが望ましい。
少なくとも容器の高さを超えるものである事。
ウチではティファールの鍋を使用している。
蓋は上が塞げればなんでもいいので、皿でも構わない。
ただし密閉はしない方がいいと思う。
ウチは布巾しかありまへんねんとかあるかなぁ。
まぁそれならそれを使って。      
今どきはIHコンロだったりするよなぁと、またここにきて気づく。
火力調整さえ出来ればなんでもいいとは思う。
レンジは汚れものを減らすため。

<調理方法>
1.牛乳に砂糖を溶かす。

茶わん蒸しの容器に軽量した牛乳を半分ほど入れ、砂糖を投入。
電子レンジで1分ほど加熱。
取り出して、かき混ぜる。
砂糖が溶けきっていない様であれば再度加熱。
加熱しすぎると牛乳が泡立ってきて大惨事になるので要注意
500Wくらいにしといた方がいいんじゃないかな。
最初の加熱以降は10秒ずつぐらいにして様子を見よう。

2.卵を溶く

ボウルに卵を割り入れて、泡だて器等でかき混ぜる。
自分は全卵を使用する。
高級なプリン様たちはよく卵黄と牛乳だけだったりするが、
一般家庭だと卵白どないすんねん問題が容易に発生するのは
明らかなので、全卵で。
あまり泡立てずに混ぜる方が良いとされていたりする。
好みになのでどちらでもいいかなと。
次の工程で濾すので、それほど差はないかもしれない。

3.材料を全て混ぜる
   
砂糖を溶かした牛乳と、かき混ぜた卵液を合わせる。
そこにバニラエッセンスを4~5滴加える。
好みで量は調節しても良い。
ちなみに自分はアホなので毎回入れ忘れる。
なのでなくてもそんなに問題ではない。

4.器にプリン溶液を注ぐ
   
容器に茶こしを通して溶液を注ぐ。
細かい白身が網に引っ掛かるので、
茶こしが複数あると注ぎやすいかもしれない。

5.湯銭する
   
鍋に水を1リットル注ぎ、湯を沸騰させる。
一度火を止め、溶液の入った容器を中に設置。
鍋の上にキッチンペーパーをかけて、蓋をする。
少し隙間を空けて蒸気を逃がした方が良いだろう。
ペーパーは水滴が容器に落ちないためなので、布巾とかでも代用可。
再度火加減を弱火にして火にかける。
調整がレバー式だったら弱に極振りで大丈夫。
とろ火じゃなくて弱火ね。
稀に左右のコンロで火力が違うものがあるので注意。
(ウチのはこのタイプで1回失敗した)
5分後、火からおろして、鍋が冷めるまで放置。
どれぐらい?と聞かれたら好きなだけと答える。
この冷ます段階で余熱による加熱が行われているハズなので、
少なくとも1時間は放置でいいと思う。

5.冷やす
   
手に持ってぬるいなって思うぐらいまでになったら冷蔵庫へ。
熱いまま入れると冷蔵庫内の他の食品に良くないからね。
前日の夜に作ったら翌朝には食べられるでしょう。
ちなみにカラメルは作り方がよく判らんので省略。
判ったら追記する。

<あとがき>
ちょうど買ってきた牛乳が切れたので、しばらくプリン作りをすることはないのだが、また作りたくなった時の自分のためにこのnoteを残しておく、なんてね。

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