個性
個性を伸ばす
個性を伸ばすことが大切だ、なんて言われるようになって久しいけれど、本当に個性があってそれを活かせている人なんてどのくらいいるのだろう。
個性を伸ばす、なんてものすごく聞こえがいいし実際にそうなったらどれだけ幸せだろう。
あたしはよく
クセが強い
とか
個性的、独特
とか
性格が悪い(悪口じゃん…)
とか言われるけれど、多分あたしは個性的だと思う。自分で言うのもなんだけど多分。でも多分あたしの言う個性的、と世間でいうところの個性的、は少し違うように思う。あくまで今まで見てきた経験のまとめだからそうじゃないのかもしれないけれど。
そもそも個性って先天的に備わっているものなのだろうか。そうではないような気がする。きっと生きていく上で色々な環境で色々な経験をしてその結果として身につくものだと思う。
だから親目線になっちゃうけれど、親になったことなんてないんだけれど、本人の好きなことを自由にさせる、はなんか違うように思える。嫌なこと、苦手なことを経験することで見えるものって大きいし。
あんまり関係ないかもしれないけれど、あたし個人としては嫌なことはしない、じゃなくて、しないようにするためにはどうしたらいいか、回避できるだけの能力を身につける、が大切なんじゃないかなぁと感じる。ちょっと誤解されそうだけど。
個性を伸ばすことは甘やかすことじゃないし、何か必死で考えて努力した結果、個性を手に入れられる。
あたしはそう思う。
へぇ、そんな風に考えたことなかった
って言われたことってどのくらいあるだろう。べつにこれが個性の度合いを表すパラメーターってわけではないけれど。
個性を大切に、を盾に甘くするのは違うなぁと思う。何かを犠牲に、とまでは言わないけれど何かしらの対価が必要だよ、とは思う。
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