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大阪と神戸と淡路島でオタク旅行をした話 ⑤淡路島の大怪獣

やらかした。

何を血迷ったのか、前日は夜中の2時までダラダラと夜更かしをしていた。何とか9時に起きたものの、当然疲れなんか取れるはずもなかった。馬鹿じゃないの?

自己肯定感が下がりながらも、朝食を食べにホテル内のレストランへ。危うくラストオーダーに間に合わなくなるところだったが、ギリギリセーフ。「朝食食べられなくて、超ショック!(激寒)」ということにはならなかった。朝食はバイキング形式であった。このコロナ禍でバイキングは危ない気もするが、手袋を着けるなどの感染対策がなされていたので、たぶん大丈夫でしょ(適当)。ご当地グルメなどもあり、充実したラインナップであった。

パパっと朝食を済ませた後は、次の目的地である淡路島を目指す。まずは神戸線で明石海峡大橋の根本まで行く。間近で見る明石海峡大橋はとにかく巨大で、テンションが上がった。男の子は巨大ロボとか好きだから、しょうがないね。

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【明石海峡大橋。帰りに撮ったから日が暮れてるけど気にしないでね♡】

続いて、明石海峡大橋をバスで渡る。バスの本数が少ないので、昨日のようなミスを犯すとシャレにならない。細心の注意を払いながら、何とか淡路島に到着。そして、私のお目当てはこちらのニジゲンノモリである。

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【入口。思ったよりも自然豊か。】

ここは漫画やアニメの世界観を体験できる公園で、『NARUTO』や『火の鳥』など、数多くの有名作品が登場する。2021年春にはドラクエのエリアもオープンするらしい。ちなみに、バスは1日に5本くらいしか来ないので、自分の車で来ることをオススメする。

公園内は意外と広く、目当てのアトラクションまで徒歩30分もかかってしまった。山道を歩いていると、「ソレ」は突然姿を現した。

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【なんか見覚えのある背中だな…】

さらに近づくとその正体が明らかに。

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【お口全開。物凄い存在感。】

そう、ここは『ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター~』というアトラクションで、その名の通りゴジラをモチーフにしている。一番の目玉は、この実物大のゴジラである。間近で見ると作りこみが精巧で、今にもこちらに襲い掛かってきそう。周辺には尻尾や肉片もあって、リアルである。

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【ゴジラの尻尾。生々しい。】

そしてこの実物大ゴジラ、なんとジップラインで体内に侵入できる。絶叫マシンが苦手な私はジップラインも当然やったことなかったが、ゴジラの体内に入るなんて滅多にできないことなので挑戦してみた。思ったより怖くはなく、風を切る感覚が気持ちいい。ゴジラの体内に入る瞬間、けたたましい咆哮が鳴り響き、大迫力であった。

ジップラインの他には、ゴジラの細胞を除去するシューティングゲームや、オリジナルムービーを観られるシアター、映画の撮影に使われた模型が展示されているミュージアムなどがあり、ゴジラファンにはたまらない内容となっている。ちなみに、私は『シン・ゴジラ』しか観てないクソミーハーである。

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【モスラ】

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【ビオランテ】

お土産にはタオルとチョコを購入。ゴジラの被り物も欲しかったが、4000円もするのでやめておいた。他にはソフビ人形が大量に売っており、特撮らしさ全開であった。

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【タオルとチョコ。絵巻風のゴジラが美しい。】

また、ニジゲンノモリはコラボフードも充実している。というわけで、昼食にこちらの「黄金の怪獣0キングギドラカレー」をいただいた。

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【なぜか翼が片側に寄っている。】

ゴジラシリーズに登場する怪獣、キングギドラを再現したカレーである。3本の首をポテトで、大きな翼をトルティーヤで表しており、何ともボリューミーなメニューである。味は普通に美味しいチーズカレーだった。

昼食後、帰りのバスまで時間があったので、『クレヨンしんちゃん アドベンチャーパーク』に寄ることにした。ここには『クレヨンしんちゃん』をモチーフにしたアスレチックなどがある。大学生が1人でアスレチックを楽しむ様はシュールで面白そうだが、虚しい気持ちになりそうなのでやめておいた。代わりに、エリア内にあるキャラクターの人形を見て回った。

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【ぶりぶりざえもん】

こうして私はニジゲンノモリを後にした。先に述べた通りミーハーとはいえ、好きな作品の世界観を体験するのは非常に楽しかった。オタクの皆さんにはぜひ訪れていただきたい。

ニジゲンノモリの公式HPはこちら

⑤はここまで。⑥へ続く。

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