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世界三大提督

提督とは、戦時中に指揮をとる人物のことです。軍人の階級の中でもかなり高い地位に該当し、彼らの作戦が戦争の結果を左右すると言っても過言ではありません。ここでは、いわゆる世界三大提督について見ていきます。

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ジョン・ポール・ジョーンズ

最初に紹介するのは、ジョン・ポール・ジョーンズです。彼が活躍したのは18世紀のことで、アメリカの指揮官でありアメリカ独立戦争でこの人の作戦がなければ敗れていたと言われるほどの力を発揮しました。

つまり、ジョン・ポール・ジョーンズなしでは今のアメリカは無かったということになるのです。イギリスは当時世界最強の名をほしいままにしており、アメリカはその圧政に苦しんでいました。そこで独立の機運を高めるのですが、イギリスの近海すなわちアメリカからするとアウェイの地で相手の海軍に打ち勝つことに成功します。

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東郷平八郎

東郷平八郎は、主に日露戦争で東郷ターンを成功させ大国ロシアとの海戦でバルチック艦隊を撃破した人物として有名です。

日露戦争の前の日清戦争にも参加していた東郷ですが、ここでもイギリスの商船を撃破しています。商船を攻撃することは国際法上いかがなものかと問題にもなりましたが、最終的には問題なしとされています。

肉じゃがを開発した人物としても知られ、戦争だけでなく後の日本に大きな影響を与えた提督なのです。

最後に紹介するのは、ホレーショ・ネルソンです。

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ホレーショ・ネルソン

イギリス海軍の提督であったホレーショ・ネルソンは、ここで説明した提督を含め世界に存在していた提督の中でも特に優秀で人気があると言われています。

最も活躍したのはナポレオン率いるフランスを打倒した戦いでした。ナポレオンは皇帝に上りつめるなど、圧倒的な国力で欧州を支配していたのですがそこに登場したのがホレーショ・ネルソンです。

1798年に勃発したナイルの海戦で無敵を誇った仏軍に挑み、相手の艦隊を複数殲滅させ多くの戦力を失わせることに成功します。まさに、歴史的な勝利でした。

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