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世界遺産|シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群は、2005年に登録されたドイツの世界遺産です。

ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって1816年から1855年にかけて測量のために建築されました。

地球の大きさを正確に測るうえで非常に重要なもので、測地学という分野で多大な貢献をしました。地球自体はもともと横に長い楕円形で、この形を把握するためには複数の地点で子午線弧長の三角測量を行う必要があります。

地球の大きさが分かれば、どこに何があるかや距離が分かるため、非常に重要な基礎情報になるのです。このような普遍的な意義や、人類の価値に重要な影響をもたらしたことなどから登録されました。

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