世界三大歌劇場
"死ぬまでには一度は行ってみたい、という人がいるほど人気がある世界三大歌劇場があることを知っていますか。
荘厳で美しい、そしてその歴史は現代でも多くの人々に感動を与えているということです。
ウィーン国立歌劇場
まず、よく知られているのがオーストリアのウィーンに建つ、ウィーン国立歌劇場です。ネオ・ロマンティック建屋であり、その歴史は1869年という長い歴史を持つ建物です。
こけら落としでは、モーツァルトのドン・ジョバンニをみることが出来たといいます。現在は専属であるウィーン国歌劇場管弦楽団が世界でも1、2位の人気です。総監督は次代を担う指揮者であると言われており、様々な観点から圧倒的に人気が高い歌劇場であるといえます。
スカラ座
そして、イタリアのミラノにあるスカラ座は、イタリアオペラ界の最高峰としても知られている歌劇場です。現代までに数々のオペラの初演の舞台として選ばれています。
プッチーニの蝶々夫人やトゥーランドットなども初演をしたことで知られている歌劇場です。
現在の建物は2年の歳月をかけて建てられた2代目で、初代の建物は1776年の謝肉祭で行われたガラ・コンサート後に焼失してしまったということです。
2代目のこけら落としで行われたのは、1778年にアントニオ・サリエリ作による見出されたエウローバというものだといいます。
メトロポリタン歌劇場
最後は、アメリカ・ニューヨークのリンカーンセンター内にあるメトロポリタン歌劇場です。
通称はメトといい、装置やキャストがとても豪華だということで有名です。
建築家であるウォリス・ハリソンによって設計されたこの歌劇場は、席と立ち見の両方を合わせて3995名が収容出来ると言われています。高度に機械化された舞台装置が特徴で、そのおかげで毎晩違う舞台を行うことが出来るようになっているのです。
こけら落としは1966年、バーバーのアントニーとクレオパトラという話の初演が行われたということです。世界的にも多くの人が毎晩訪れる歌劇場として人気があります。"
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