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世界三大奇勝(世界三大土柱)


阿波

世界三大奇勝(世界三大土柱)の一つ阿波の土柱は、約120万年という長い歳月をかけて砂礫層が風雨の侵蝕で数十の土の柱を出現させた地形で断崖に沿って多くの土柱がある不思議な景観です。

とがった土の柱が林立していて、展望台も設置されていて全景も一望できます。断崖の南側には遊歩道も整備され上にも上れます。遊歩道の眺めはかなりダイナミックでおすすめです。

遊歩道を歩くと土柱を上から見下ろす視点になり、形も立体的で展望台からの眺めとは全く別物です。頂上の一番奥まで行くと見下ろす土柱の景観は迫力満点で、遥か下方には吉野川が形成した平野も見渡せます。

この土柱は吉野川によって作られた砂礫層が浸食され出来たもので、今でも浸食が続いているので永遠にこの姿を留めることはありません。120万年もかけて作られた驚きの芸術作品で、小さいものは世界中にいくつかありますが大きな規模がある土柱は世界でも3ヶ所しかないです。

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南チロル

もう一つはイタリア北部のボルツァーノ自治県のチロルと呼ばれる地域で、南部に相当するので南チロルと言われてます。

この地方には自然現象で形成された土の柱の土柱があり、脆い土壌は雨や風などの浸食を受けて崩れ去る運命ですが、岩や硬い土壌の下にある土壌は免れて塔や柱のようになって残ってます。

奇観はしばしば観光名所となり、この地方だとレノンとプラータが有名です。

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フードゥー

もう一つはロッキー山脈で、アメリカ合衆国ユタ州南西部に位置するブライス・キャニオン国立公園内にあってフードゥーと言われます。

ここは植物が育たない悪地で、時々起きる豪雨で脆い地層が浸食されて上部が堅い層でできた部分が残ったことで無数の岩の柱状の地形となってます。

ブライス・キャニオン国立公園にはブライス・キャニオンがあって、その名前とは違い、実は峡谷というよりポンソーガント高原の東側沿いの侵食でできた巨大な自然の円形劇場です。

土柱は風・水・氷による川床と湖床の堆積岩の侵食により形成されたもので、赤・橙・白の岩の色が訪れる人へ見事な風景を見せてくれます。"

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